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データベースサーバへの Kerberos 認証接続を有効にします。
dbsrv16 -krb ...
すべてのオペレーティングシステム (Windows Mobile を除く)。
このオプションは、データベースサーバに対する Kerberos 認証を有効にします。データベースサーバが Kerberos を使用してクライアントを認証するためには、-krb、-kl、-kr のうち 1 つ以上を指定する必要があります。
Kerberos 認証を使用するためには、クライアントコンピュータとデータベースサーバコンピュータの両方に Kerberos クライアントがインストールされ、設定が完了している必要があります。さらに、Kerberos KDC にプリンシパル server-name@REALM があり、プリンシパル server-name@REALM のキータブがデータベースサーバコンピュータ上の keytab ファイルに抽出されていることも必要です。この準備が完了していない場合、-krb オプションを指定すると、データベースサーバは起動しません。
データベースサーバ名には、/、\、@ のいずれの文字も含めることはできません。また、マルチバイト文字が含まれているデータベースサーバ名を Kerberos で使用することはできません。
Kerberos ログインを許可するためには login_mode データベースオプションを設定する必要があります。また、GRANT KERBEROS LOGIN 文を使用して、Kerberos クライアントプリンシパルをデータベースユーザ ID にマッピングすることも必要です。
次のコマンドは、データベースサーバの Kerberos プリンシパル my_server_princ@MYREALM に対し、データベースサーバ my_server_princ を起動します。
dbsrv16 -krb -n my_server_princ C:\kerberos.db