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CREATE ENCRYPTED DATABASE 文と CREATE ENCRYPTED FILE 文の比較

既存のデータベースを暗号化する場合は CREATE ENCRYPTED DATABASE 文を使用します。CREATE ENCRYPTED FILE 文は、リカバリが必要なデータベースを暗号化する場合にのみ使用します。

この文の実行時には、暗号化しているデータベースには接続できません。

CREATE ENCRYPTED FILE 文と CREATE ENCRYPTED DATABASE 文には次の違いがあります。

  • CREATE ENCRYPTED FILE 文はデータベース関連ファイル (トランザクションログ、トランザクションログミラー、DB 領域) ごとに実行する必要がありますが、CREATE ENCRYPTED DATABASE 文では、データベース関連ファイルがすべて自動的に暗号化されます。

  • CREATE ENCRYPTED DATABASE 文はリカバリが必要なデータベースには使用できませんが、CREATE ENCRYPTED FILE 文は使用できます。

  • CREATE ENCRYPTED DATABASE 文は、プロシージャ、トリガ、またはバッチ内では使用できません。CREATE ENCRYPTED FILE 文は使用できます。

  • CREATE ENCRYPTED DATABASE 文では単純暗号化アルゴリズムがサポートされていますが、CREATE ENCRYPTED FILE 文ではこのアルゴリズムはサポートされていません。

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