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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ データベース管理 » ユーザとデータベースのセキュリティ » ユーザのセキュリティ (ロールと権限) » ロール » ユーザ拡張ロール

 

ユーザ拡張ロールをユーザに戻す (SQL の場合)

ユーザ拡張ロールを変更して、通常のユーザに戻します。

前提条件

MANAGE ROLES システム権限、または、ロールに対する管理権限が必要です。

内容と備考

ユーザ拡張ロールは、変換して、通常のユーザに戻すことができます。ただし、依存するすべてのロールが、min_role_admin データベースオプションで設定された、アクティブなパスワードを持つ管理者ユーザの最小数の要件を満たす必要があります。

 ♦ タスク
  1. データベースに接続します。

  2. 次のような文を実行します。

    オプション
    ロールが任意のロールまたはユーザに付与されていない場合、ロールをユーザに戻します
    DROP ROLE FROM USER userid;
    ロールをユーザに戻し、基本となる権限をユーザ拡張ロールが付与されたユーザから取り消します
    DROP ROLE FROM USER userid WITH REVOKE;

結果

ロールがユーザに再変換されます。ユーザ拡張ロールが所有していたオブジェクトはいずれも、変換されたユーザに残ります。以前にユーザ拡張ロールを持っていたユーザまたはロールにはいずれも、変換されたユーザが持っている権限がなくなります。

次の手順

ユーザ拡張ロールをユーザに変更してそのユーザを削除する場合、そのユーザを削除できるようになります。

次の文は、Joe という名前のユーザ拡張ロールを通常のユーザに戻します。ユーザ拡張ロールが所有するオブジェクトは、通常のユーザ、Joe の所有となります。Joe を付与されたユーザまたはロールは、このロールに関連付けられた、基本となる権限を保持します。

DROP ROLE FROM USER Joe;

次の文は、Sam という名前のユーザ拡張ロールを通常のユーザに戻します。Sam を付与されたユーザおよびロールによって、Jack の権限が取り消されます。

DROP ROLE FROM USER Sam WITH REVOKE;

次の文は、drops a role named Marketing2 という名前のロールを削除し、このロールが所有していたオブジェクトを削除して、このロールを付与されていたユーザの、ロールの基本となるシステム権限を取り消します。

DROP ROLE Marketing2 WITH REVOKE WITH DROP OBJECTS;

 参照