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最大マルチプログラミングレベル (ネットワークデータベースサーバが同時に実行できるタスクの最大数) を設定します。
dbsrv16 -gnh integer ...
-gn データベースサーバオプション値の 4 倍
すべてのオペレーティングシステム (Windows Mobile を除く)
ネットワークデータベースサーバ (dbsrv16) のみ。
このオプションは、ネットワークデータベースサーバの最大マルチプログラミングレベルを設定します。ネットワークデータベースサーバが同時に実行できるタスク (ユーザ要求とシステム要求) の最大数を制限します。ネットワークデータベースサーバが最大数を超える要求を受け取った場合、新しい要求は実行中のタスクが完了するまで待つことになります。同時に実行できるアクティブタスクの数は、ネットワークデータベースサーバのスレッドの数と、使用されている論理プロセッサの数によって異なります。
未スケジュールの要求とアクティブな要求を加算した総数は、-gm ネットワークデータベースサーバオプションで制限されます。これにより、ネットワークデータベースサーバへの接続数を制限します。
-gnh 値の設定が大きすぎると、システムのアドレス領域の大部分がスタック領域に消費されるため、エラーになる場合があります。
ネットワークデータベースサーバのカーネルは、スケジューリングの単位としてタスクを使用します。ユーザ要求を実行するには、最低 1 つのタスクが必要です。ただし、1 つの要求に伴って追加のタスクがスケジューリングされることがあります。たとえば、外部のプロシージャや関数 (Java、Perl、CLR など) の実行を伴う要求では、ネットワークデータベースサーバに対してデータベース要求が発行されます。
クエリ内並列処理が関連する場合は、同時に実行される各アクセスプランコンポーネントがタスクになります。これらのタスクは、別個の要求であるかのように -gnh 制限で考慮されます。ただし、クエリ内並列処理で作成されたタスクは、アクティブな要求とアクティブでない要求の数を追跡するデータベースプロパティには反映されません。
-gss によって指定したサイズのスタックが、各データベースサーバワーカに割り付けられます。
最大ワーカ数はネットワークサーバの -gnh オプションで指定します。
パーソナルサーバの場合、最大ワーカ数は -gn オプションで指定します。
-gss に大きい値を設定し、かつワーカの最大数に大きな値を設定すると、データベースサーバが起動しないか、キャッシュサイズが大幅に制限される場合があります。たとえば、ネットワークデータベースサーバの起動時に -gss オプションで 16 M を指定し、-gnh オプションで 100 を指定すると、スタック用に 1.6 GB のサーバアドレス領域が割り当てられます。