ユーザまたはロールに互換ロールを付与します。通常は、下位互換性を維持するために互換ロールを付与します。
前提条件
付与している互換ロールに対する管理権限が必要です。
内容と備考
ロールに互換ロールが付与されている場合は、そのロールとその被付与者の両方が、その互換ロールの権限を使用できます。ただし、次の互換ロールに対するシステム権限の継承は無効にすることができます。
Sybase Central で、これらの互換ロールのいずれかをユーザ拡張ロールまたはシステムロールに付与するとき、デフォルトでシステム権限の継承が無効になっています。互換ロールに対するシステム権限の継承を無効にすると、バージョン 12 以前のデータベースの継承不可能な権限の動作と同様になります。
Sybase Central で、[SQL Anywhere 16] プラグインを使用してデータベースに接続します。
[ロール] フォルダで付与したい互換ロールをクリックします。
右ウィンドウ枠で、[被付与者] をクリックします。
右ウィンドウ枠の任意の場所を右クリックして、[新規] » [被付与者] を選択します。
互換ロールを付与するユーザまたはロールをクリックし、[OK] をクリックします。
新しいローが [被付与者] に追加されます。
互換ロールのシステム権限の継承が無効になっている場合、[オプション] カラムには [継承が無効] が含まれています。システム権限の継承を有効にするには、ローを右クリックして [オプションの設定] をクリックし、[システム権限の継承を有効にする] を選択します。
SYS_AUTH_DBA_ROLE 互換ロールの付与を除き、[継承が無効] が選択されていると管理権限を付与できません。
[ファイル] » [保存] をクリックします。
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