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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ データベース管理 » ユーザとデータベースのセキュリティ » ユーザのセキュリティ (ロールと権限) » 権限

 

オブジェクトレベル権限の付与 (SQL の場合)

オブジェクトレベル権限を付与して、テーブル、ビュー、プロシージャ、シーケンス、または DB 領域などの特定のオブジェクトへのアクセスを許可します。権限は、ユーザごと、ロールごと、またはデータベースオブジェクトごとに表示したり、変更したりできます。

前提条件

オブジェクトレベル権限を付与するには、次のいずれかの条件に該当する必要があります。

  • 権限を付与しているデータベースオブジェクトの所有者である。

  • 権限を付与されており、管理権限がある。

  • MANAGE ANY OBJECT PRIVILEGE システム権限がある。

内容と備考

権限は、ロールに付与すると、ロールのメンバーによって継承されます。

 ♦ タスク
  1. データベースに接続します。

  2. GRANT 文を実行します。

結果

指定したオブジェクトレベル権限がユーザに付与されます。

次の文では、myTable というテーブルに対する SELECT 権限がユーザ AnnW に付与されます。

GRANT SELECT ON myTable TO AnnW;

次の文では、myTable というテーブルに対する SELECT 権限がユーザ AnnW に付与され、その権限の管理権限が与えられます。

GRANT SELECT ON myTable TO AnnW WITH GRANT OPTION;

 参照