データベース内の Java で使用しているすべてのクラスと JAR ファイルはデータベース内にインストールすることをおすすめします。クラスと JAR ファイルをデータベース内に保存すると、データベースを簡単に別のコンピュータやオペレーティングシステムに移動できます。また、クラスと
JAR ファイルをデータベース内にインストールすると、データベースサーバのクラスローダでクラスとリソースをデータベースからフェッチできるという利点もあります。その結果、データベース内の Java を使用している各接続で、これらのクラスの独自のインスタンスと、クラス内の静的変数の独自のコピーを使用できます。
ただし、クラスまたは JAR ファイルをシステムクラスローダによってロードする必要がある場合は、java_class_path データベースオプションまたは -cp dbeng16/dbsrv16 サーバオプションで指定できます。どちらのオプションを指定しても、Java
VM の起動用にデータベースサーバによって構築されるクラスパスにクラスと JAR ファイルが追加されます。java_class_path データベースオプションは、サーバが複数のデータベースを実行していて、それぞれのデータベースにシステムクラスローダでロードする必要のある異なるセットの
JAR とディレクトリがあるときに便利です。-cp データベースサーバオプションは、サーバ上のすべてのデータベースが同一のクラスまたは JAR ファイルを必要とするときに便利です。