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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ データベース管理 » SQL Anywhere データベース接続 » SQL Anywhere データベースサーバ

 

最大ページサイズの考慮事項

データベースサーバキャッシュは、固定サイズのメモリ領域である「ページ」に配置されます。データベースサーバは停止するまで 1 つのキャッシュを使用するので、ページはすべて同じサイズでなければなりません。

データベースファイルも、データベースの作成時に指定されたサイズのページに配置されます。どのデータベースページも、キャッシュページに適合していなければなりません。デフォルトでは、データベースサーバページサイズは、データベースサーバの起動時に指定されたデータベースの最大ページサイズと同じ大きさです。データベースサーバがいったん起動すると、データベースサーバページより大きいページサイズのデータベースを起動することはできません。

サーバの起動後に大きなページサイズを持つデータベースを起動するには、-gp オプションでページサイズを指定してデータベースサーバを起動します。より大きいページサイズを使用する場合は、必ずキャッシュサイズを増やしてください。キャッシュサイズを変更しないと、大きなページの一部だけが保管され、領域調整の柔軟性が低くなります。

次のコマンドで、64 MB のキャッシュを予約し、最大 8192 バイトのページサイズを使用するデータベースを収容できるデータベースサーバを起動します。

dbsrv16 -gp 8192 -c 64M -n myserver
 参照