SQL Anywhere では、数多くの文字セットとラベルをサポートしており、その対象は増え続けています。文字セットエンコードラベルは、さまざまな名前やラベルが知られています。SQL Anywhere でサポートされている文字セットのリストを表示するには、次のコマンドを実行します。
dbinit -le |
出力の各行には、指定された文字セットエンコードで最も一般的なラベルがカンマで区切られた形式で表示されます。各行の最初のラベルは、その文字セットエンコードで優先される SQL Anywhere 名です。その他のラベルは、別の機関、組織、または標準によって使用されるもので、IANA (Internet Assigned Numbers Authority)、MIME (Multipurpose Internet Mail Extensions)、ICU (International Components for Unicode)、Java、および ASE (Adaptive Server Enterprise) があります。
目的の文字セットが見つからない場合は、次のコマンドを実行して、あまり一般的でない文字セットを含むリストを参照できます。
dbinit -le+ |
文字セットエンコードのラベルを指定すると、SQL Anywhere によってラベルの検索が行われます。場合によっては、他の機関が異なる文字セットに対して同じラベルを使用することがあります。SQL Anywhere は、可能なかぎり、あいまいさを解決しようとします。たとえば、あいまいなラベルで設定されている文字を参照する
JDBC アプリケーションは、Java 標準のラベルに解決されます。あいまいさを回避するため、常に SQL Anywhere ラベルを使用することをおすすめします。文字セットエンコードのラベルの詳細については、次の URL を参照してください。 http://site.icu-project.org/
dbinit -le オプションによって返される文字セットエンコードのラベルのほかに、次の文字セットエイリアスも使用できます。
os_charset データベースサーバをホストしているオペレーティングシステムが使用する文字セットのエイリアス。
char_charset データベースが使用する CHAR 文字セットのエイリアス。
nchar_charset データベースが使用する NCHAR 文字セットのエイリアス。
特定の文字セットまたはラベルがサポートされているかどうかを簡単に確認するには、CSCONVERT 関数を使用します。
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