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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ データベース管理 » データベース設定 » 国際言語と文字セット » 文字セット変換

 

データを表示した場合の予期しない記号のトラブルシューティング

Interactive SQL などのクライアントアプリケーションを使用してデータを表示すると、四角形、矢印、疑問符などの予期しない記号が文字としてデータに表示される場合があります。

予期しない記号が表示される最も一般的な理由は、データの表示に使用されたフォントが該当の文字をサポートしていないことです。このような問題は、Unicode のフォントに変更することで解決できます。クライアントアプリケーションのフォントを変更できない場合は、代わりにオペレーティングシステムのデフォルトのフォントを変更できます。

また、データベースに格納されている基本となるデータに問題がある場合にも、予期しない記号がクライアントアプリケーションで表示される可能性があります。たとえば、データをデータベースに追加する場合に文字セット変換が必要で、元の文字セットの一部の文字と対応する文字がデータベースの文字セットになかった場合、その文字の代わりに置換文字が挿入されます。

たとえば、Windows では、標準の英語フォント Tahoma は日本語の文字をサポートしていません。データベースの文字セットが cp932 で、データベースに日本語のデータが含まれている場合、データベースにクエリを実行すると、結果セットの日本語の文字は小さい四角記号で表示されます。Interactive SQL では、[ツール] » [オプション] » [SQL Anywhere]/[Ultra Light] » [結果] » [フォント] をクリックして、Arial Unicode MS や Lucida Sans Unicode などのユニコードフォントを指定すると、[結果] ウィンドウ枠のフォントを変更できます。ユニコードフォントは多言語の文字を表示できるため、このような場合の使用をおすすめします。

クライアントアプリケーションがフォント設定の変更を許可しない場合は、オペレーティングシステムのデフォルトのフォントを使用している可能性があります。このような場合、デフォルトのシステムフォントをユニコードフォントに変更する方法については、オペレーティングシステムのマニュアルを参考にしてください。

 参照