このオプションを First-row に設定すると、SQL Anywhere は、クエリの結果の最初のローをフェッチするまでの時間を短縮するアクセスプランを選択します。この場合、検索にかかる合計時間は長くなることがあります。特に、SQL Anywhere
のオプティマイザでは通常、可能であれば、結果の実体化を必要とするアクセスプランは使用しないで、最初のローを返すまでの時間を短縮します。この設定では、オプティマイザは、明示的なソートの操作を必要とするアクセスプランではなく、クエリの ORDER
BY 句を満たすインデックスを使用するアクセスプランを採用します。
クエリの FROM 句の FASTFIRSTROW テーブルヒントを使用すると、特定のクエリの最適化ゴールを First-row に設定できます。この場合、optimization_goal の設定を変更する必要はありません。