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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ データベース管理 » SQL Anywhere データベース接続 » SQL Anywhere データベースサーバ » データベースサーバ動作のロギング

 

UNIX で機能識別子を使用してメッセージをファイルへリダイレクト

UNIX では、データベースサーバメッセージを、システム管理者が使用できるファイルにリダイレクトできます。

前提条件

この作業を実行するための前提条件はありません。

内容と備考

次の手順は、Solaris でのメッセージのリダイレクト方法を説明したものですが、Linux、IBM AIX、Mac OS X でも実行できます。HP-UX などの他のプラットフォームでは、syslog.conf ファイルは別の場所にあります。/var/adm/sqlanywhere ファイルは、任意の場所に配置できます。

 ♦ タスク
  1. システムで動作中の他のアプリケーションが使用していない一意の機能識別子を選択します。

    /etc/syslog.conf ファイルを見ると、localn 機能が参照する識別子を確認できます。

  2. /etc/syslog.conf ファイルを開き、次の行を追加します。localn は、手順 1 で選択した機能識別子です。

    localn.err;localn.info;localn.notice  /var/adm/sqlanywhere
  3. /var/adm/sqlanywhere ファイルを作成します。

    touch /var/adm/sqlanywhere
  4. syslogd のプロセス ID を検索して、syslog.conf ファイルを変更したことを syslogd プロセスに通知します。

    ps -ef | grep syslogd

    次に、以下のコマンドを実行します。pid は、syslogd のプロセス ID です。

    kill -HEAP pid
  5. 次のコマンドを使用してデータベースサーバを起動します。localn は、手順 1 で選択した機能識別子です。

    dbsrv16 -s localn ...

結果

データベースサーバが Syslog にレポートするメッセージがすべて、/var/adm/sqlanywhere ファイルにリダイレクトされます。

 参照