REVOKE 文 (権限とグループ) (廃止予定)

この構文はサポートされていますが、廃止予定です。代わりに、同等の GRANT 構文を使用してください。グループ (ユーザ拡張ロール) のメンバーシップを取り消し、指定したユーザのパーミッション (権限 (privilege)) を取り消してください。

注意

廃止予定の古い REVOKE 構文を使用して権限 (authority) を取り消すと、データベースサーバによって変換され、同等の互換ロールが代わりに取り消されます。

構文 1 ‐ 権限の取り消し

REVOKE privilege, ... FROM userid, ...

permission : 
BACKUP 
| CONNECT 
| CREATE ON dbspace
| DBA
| GROUP 
| INTEGRATED LOGIN
| KERBEROS LOGIN 
| MEMBERSHIP IN GROUP userid, ... 
| PROFILE
| READCLIENTFILE 
| READFILE 
| [ RESOURCE | ALL ]
| VALIDATE
| WRITECLIENTFILE

パラメータ

権限

注意

廃止予定の古い REVOKE 構文を使用して権限 (authority) を取り消すと、権限が、データベースサーバによって同等の互換ロールに変換されます。
- BACKUP 権限 SYS_AUTH_BACKUP_ROLE 互換ロールが取り消されるように変換されます。
- DBA 権限 SYS_AUTH_DBA_ROLE、SYS_AUTH_SA_ROLE、および SYS_AUTH_SSO_ROLE 互換ロールが取り消されるように変換されます。
- PROFILE 権限 SYS_AUTH_PROFILE_ROLE 互換ロールが取り消されるように変換されます。
- READ CLIENT FILE 権限 SYS_AUTH_READCLIENTFILE_ROLE 互換ロールが取り消されるように変換されます。
- READ FILE 権限 SYS_AUTH_READFILE_ROLE 互換ロールが取り消されるように変換されます。
- RESOURCE 権限または ALL 権限 SYS_AUTH_RESOURCE_ROLE 互換ロールが取り消されるように変換されます。
- VALIDATE 権限 SYS_AUTH_VALIDATE_ROLE 互換ロールが取り消されるように変換されます。
- WRITECLIENTFILE 権限 SYS_AUTH_WRITECLIENTFILE_ROLE 互換ロールが取り消されるように変換されます。
GROUP 句 ユーザ拡張ロール (グループ) を変換して通常のユーザに戻します。グループではなくなるため、ユーザを追加することはできなくなります。
MEMBERSHIP IN GROUP 句 ユーザ拡張ロール (グループ) のメンバーシップを取り消します。

備考

REVOKE GROUP は、グループのすべてのメンバーから MEMBERSHIP IN GROUP を自動的に取り消します。

グループにユーザを追加すると、ユーザはそのグループに割り当てられたすべての権限 (privilege) を継承します。SQL Anywhere では、ユーザがグループのメンバーとして継承する権限のサブセットを取り消すことはできません。取り消すことができるのは、GRANT 文によって明示的に付与される権限だけです。ユーザごとに異なる権限を付与する必要がある場合は、適切な権限を持つそれぞれのグループを作成するか、必要な権限を各ユーザに明示的に付与します。

ユーザへの権限を取り消し、その権限に WITH GRANT OPTION があった場合は、そのユーザが権限を付与していたすべてのユーザへの権限も取り消されます。たとえば、UserA SELECT...WITH GRANT OPTION 権限をテーブルと UserA に付与し、UserB にそのテーブルの SELECT 権限を付与します。UserA から SELECT 権限を取り消すと、UserB からも取り消されます。

権限

参照

REVOKE 文の構文の変更
新しい REVOKE 文の構文を表示するには、REVOKE 文を参照してください。
権限の互換ロールへのマッピングを表示するには、互換ロールを参照してください。
管理権限としてどのロールを持っているのかを判断するには、ユーザまたはロールのロールと権限を表示する (Sybase Central の場合)またはユーザまたはロールのロールと権限を表示する (SQL の場合)を参照してください。
SQL Anywhere 12.0.1 REVOKE 文の構文を確認するには、 http://dcx.sybase.com/index.html#1201/en/dbreference/revoke-statement.htmlを参照してください。

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