SET MIRROR OPTION 文の child_creation オプションは、読み込み専用スケールアウトシステムに子ノードを追加する方法を制御します。child_creation オプションでは、次の値がサポートされています。
Automatic ルートデータベースサーバでは、コピーノードが起動したときにそれを認証するか、またはコピーノードが不明の場合は新しく作成します。コピーノードを手動で作成しなくても、不明なコピーノードの定義がルートサーバで作成されるため、この設定をおすすめします。
Off ルートデータベースサーバに接続し、CREATE MIRROR SERVER 文を実行して新しいコピーノードを追加します。
Manual コピーノードに接続し、そのデータベースサーバに対して CREATE MIRROR SERVER 文を実行することによって、コピーノードをツリーに追加します。この文の実行には MANAGE ANY MIRROR SERVER システム権限が必要です。コピーノードは、新しいコピーノードの定義要求をルートデータベースサーバに送信します。コピーノードが定義されると、ルートデータベースサーバにより新しいコピーノードからログページを要求できるようになります。
データベースには、システム内でプライマリデータベースサーバに関連付けられている接続文字列が格納されます。前に定義されていない新しいコピーノードを起動すると、この接続文字列を使用してルートデータベースサーバに接続されます。ルートデータベースサーバでは、データベースに格納されている authentication_string オプションの値を使用して、コピーノードが認証されます。
コピーノードはミラー接続要求の一部として、コピーデータベースサーバの名前と、その IP アドレスとポートを含む文字列をルートデータベースサーバに送信します。コピーノードが認証されると、それが認識されるかどうかがルートデータベースサーバで判断されます。コピーノードが不明の場合は、ルートデータベースサーバで CREATE MIRROR SERVER 文が実行され、新しいコピーとその接続文字列が定義されます。コピーが認識されると、ルートデータベースサーバはコピーへの接続を確立できます。次に、コピーにまだ存在しないすべてのトランザクションログページがコピーから要求され、それがすべて取得された時点で、ルートデータベースサーバは新しいトランザクションログページをコピーノードに送信し始めます。
すべてのコピーノードサーバの名前がユニークになるように指定します。
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