プライマリサーバに接続し、接続文字列の一部として NodeType 接続パラメータを指定することで、コピーノードに接続します。NodeType 接続パラメータには、次の値を指定できます。
DIRECT これは、データベースサーバへの接続時のデフォルト設定です。
NodeType 接続パラメータが DIRECT に設定されている場合、データベースサーバは、負荷分散またはリダイレクションを行わずに接続を受け入れます。
PRIMARY プライマリサーバに接続したときに、NodeType 接続パラメータが PRIMARY に設定されている場合、接続は受け入れられます。プライマリ以外のサーバ (ミラーサーバやコピーノードなど) に接続した場合、データベースサーバは接続をプライマリサーバにリダイレクトします。
COPY NodeType 接続パラメータを COPY に設定した場合、データベースサーバは負荷分散を実行してコピーノードを選択します。読み込み専用スケールアウトシステムでは、データベースサーバはその分岐内のコピーノード (ルートノードでない場合はサーバ自体も) を検査し、負荷が最も軽いコピーノードを選択します。データベースサーバがサーバ自体を選択しない場合、選択したデータベースサーバにクライアントをリダイレクトします。
MIRROR ミラーサーバに接続したときに、NodeType 接続パラメータが MIRROR に設定されている場合、接続は受け入れられます。ミラーでないサーバに接続した場合、データベースサーバは接続をミラーサーバにリダイレクトします。
READONLY NodeType 接続パラメータを READONLY に設定した場合は、任意の読み込み専用サーバ (コピーノードかミラーのどちらか) に接続されます。コピーノードがない場合は MIRROR 設定と同じになります。コピーノードがある場合は COPY 設定と同じになります。
接続されるコピーノードがルートデータベースサーバで判断されると、そのノードに接続が自動的に (必要に応じて) リダイレクトされます。
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