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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ データベース管理 » ユーザとデータベースのセキュリティ » データのセキュリティ » データベースの暗号化と復号化

 

データベースの暗号化方式

  • 暗号化されたデータベースを作成するには   次を使用できます。

    • 初期化ユーティリティ (dbinit) と、強力な暗号化を有効にするための各種オプションの組み合わせ。

      dbinit ユーティリティの -ep オプションと -ek オプションを使用すると、強力な暗号化が適用されたデータベースが作成され、プロンプトボックスまたはコマンドラインで暗号化キーを指定できます。dbinit の -ea オプションは、暗号化アルゴリズムを AES または AES256 (FIPS 認定モジュールの場合は AES_FIPS または AES256_FIPS) に設定します。

    • CREATE DATABASE 文。

    • Sybase Central の[データベース作成ウィザード] で強力に暗号化されたデータベースを作成する。

  • 既存のデータベースを暗号化するには   既存のデータベースでは、強力な暗号化のオンとオフを簡単に切り替えることはできませんが、次のいずれかを使用して、強力な暗号化を実装できます。

    • 既存のデータベースを再構築 (アンロード/リロード) して、そのときに暗号化ステータスを変更します。データベースを再構築して、既存のデータベースに含まれるすべてのデータとスキーマをアンロードできます。新しいデータベースを作成して (ここで強力な暗号化のステータスを含めたさまざまな設定を変更できます)、データを新しいデータベースに再ロードします。強力に暗号化されたデータベースをアンロードするにはキーが必要です。データベースを再構築 (アンロード/リロード) するには、次の方式のいずれかを使用します。

      • アンロードユーティリティ (dbunload)

        アンロードユーティリティ (dbunload) と、新規データベースを強力な暗号化で作成するためのオプション。-an オプションは、新規データベースを作成します。強力な暗号化と暗号化キーをプロンプトボックスまたはコマンドラインで指定するには、-ep オプションまたは -ek オプションを使用します。-ea オプションは、暗号化アルゴリズムを AES または AES256 (FIPS 認定モジュールの場合は AES_FIPS または AES256_FIPS) に設定します。

      • UNLOAD 文と RELOAD 文

      • [データベースアンロードウィザード]データベースアンロードウィザードを使用したデータのエクスポートに関するヒントを参照してください。

    • CREATE ENCRYPTED DATABASE 文または CREATE ENCRYPTED FILE を使用できます。CREATE ENCRYPTED DATABASE 文と CREATE ENCRYPTED FILE 文の比較を参照してください。

  • テーブル、カラム、およびマテリアライズドビューを暗号化するには   カラムとテーブルの暗号化を参照してください。

 参照