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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ データベース管理 » ユーザとデータベースのセキュリティ » データのセキュリティ » データベースの暗号化と復号化

 

暗号化キー

暗号化キーには簡単に推測できない値を選択することをおすすめします。キーの長さは任意ですが、短いと推測されやすいため、一般的には長い方が適しています。また、数字、文字、特殊文字を組み合わせると、キーは推測されにくくなります。

暗号化キーでは常に大文字と小文字が区別されます。また、前後のスペースや、セミコロンを含めることはできません。

データベースを起動するたびに、キーを指定してください。キーを忘れた場合はデータベースにまったくアクセスできなくなります。

暗号化キーの入力に、コマンドプロンプト (デフォルト) またはプロンプトボックスのいずれかを選択できます。プロンプトボックスでのキー入力を選択すると、キーが表示されないため、さらにセキュリティが強化されます。クライアントでは、データベースを起動するたびにキーを指定してください。データベース管理者がデータベースを起動する場合は、クライアントでキーを使用する必要はありません。-ep データベースサーバオプションを参照してください。

警告

データベースに強力な暗号化を適用した場合、暗号化キーのコピーを必ず安全な場所に保管してください。暗号化キーがわからなくなった場合は、Sybase 製品の保守契約を結んでいるサポートセンタに依頼してもデータにはアクセスできません。アクセスできなくなったデータベースは、廃棄して、新しくデータベースを作成する必要があります。


データベースの暗号化キーの変更