st_geometry_interpolation オプション

このデータベースオプションは、セミコロンで区切られた key=value ペアのセット (key1=value1;key2=value2;...) になります。許可されているキーは、relative-tolerance-percent と absolute-tolerance です。

relative-tolerance-percent=DOUBLE relative-tolerance-percent は、最大の変動をパーセントで表記して指定するために使用します。これは、ST_CircularString セグメントの半径に対して、ST_CircularString セグメントの中心点から内挿された ST_LineString セグメントまでの距離で許可されています。relative-tolerance-percent に許可される最小値は 0 であり、absolute-tolerance 設定が常に使用されることを意味します。
absolute-tolerance=DOUBLE absolute-tolerance は、最大の絶対変動を線形測定単位で表記して指定するために使用します。これは、ST_CircularString セグメントの中心点から内挿された ST_LineString セグメントまでの距離で許可されています。absolute-tolerance に許可される最小値は、SRID で指定される許容値でもあります。

どちらのキーも指定されない場合、relative-tolerance-percent のデフォルト値は 0.3 になり、これは、完全な円に 40 の点を提供します。また、absolute-tolerance のデフォルト値は SRID で指定される許容値になります。

1 つのキーだけが指定される場合、もう 1 方のキーはその最小値に設定されます。

両方のキーが指定される場合、点の最小数はすべての制限を満たすかたちで生成されます。

個別の接続または PUBLIC に対して設定できます。PUBLIC または別のユーザ／ロールに対してこのオプションを設定するには SET ANY PUBLIC OPTION システム権限が必要です。

このデータベースオプションの設定に関係なく、曲線セグメントごとに少なくとも 3 つの点があります。さらに、内挿された ST_LineString の連続する 2 つの点が互いの許容値内に存在することはありません。

ST_LineString の ST_Envelope がオリジナルの ST_CircularString の ST_Envelope と同じになるように、さらに点を追加することもできます。