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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ データベース管理 » ユーザとデータベースのセキュリティ » ユーザのセキュリティ (ロールと権限) » 権限

 

システム権限

この表には、オブジェクトまたは関連する操作の種類ごとにグループ化した、SQL Anywhere のシステム権限が一覧になっています。ユーザをクリックし、表示される詳細を確認すれば、ユーザが持つ Sybase Central のロールと権限を表示できます。また、sp_displayroles システムプロシージャを使用して詳細を取得することもできます。ユーザまたはロールのロールと権限を表示する (Sybase Central の場合)ユーザまたはロールのロールと権限を表示する (SQL の場合)を参照してください。

注意

デフォルトでは、すべてのシステム権限が、SYS_RUN_REPLICATION_ROLE システムロールを持つユーザによって継承されます。これは、SYS_AUTH_DBA_ROLE システムロールが SYS_RUN_REPLICATION_ROLE に付与されているためです。継承されないようにするには、SYS_RUN_REPLICATION_ROLE から SYS_AUTH_DBA_ROLE システムロールを取り消し、レプリケーションに必要な権限のみを SYS_RUN_REPLICATION_ROLE システムロールに付与します。ただし、SYS_RUN_REPLICATION_ROLE システムロールを付与されたユーザは、リモート接続でこのロールの権限のみを行使できます。 ロールベースのアクセス制御と同期の場合のセキュリティに関する考慮事項を参照してください。

オブジェクトまたは機能に応じたシステム権限 説明 ユーザ/ロールは次から継承可能
「データベース」
ALTER DATABASE

次のことをユーザに許可します。

  • データベースを更新します。

  • コストモデル調整を実行します。

  • データベース統計をロードします。

  • トランザクションログを変更します (SERVER OPERATOR システム権限も必要)。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
BACKUP DATABASE ユーザはデータベースをアックアップできます。
  • DIAGNOSTICS
  • SYS_AUTH_BACKUP_ROLE
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_PROFILE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
CHECKPOINT ユーザはデータベースサーバにチェックポイントを強制的に実行させることができます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
DROP CONNECTION ユーザはデータベースへの任意の接続を削除できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SSO_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
MANAGE PROFILING ユーザは、アプリケーションプロファイリングのデータベースサーバトレーシングを管理できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_PROFILE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
MONITOR ユーザは、権限のある統計、接続されたユーザ、ロックへのアクセスを含め、データベースをモニタできます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
「データベースオプション」
SET ANY PUBLIC OPTION ユーザは、SET ANY SECURITY OPTION システム権限または SET ANY SYSTEM OPTION システム権限が必要ない PUBLIC データベースオプションを設定できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
SET ANY SECURITY OPTION ユーザは、任意の PUBLIC セキュリティデータベースオプションを設定できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SSO_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
SET ANY SYSTEM OPTION ユーザは、PUBLIC システムデータベースオプションを設定できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
SET ANY USER DEFINED OPTION ユーザは、ユーザ定義データベースオプションを設定できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
「データ型」
ALTER DATATYPE ユーザはデータ型を変更できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE DATATYPE ユーザはデータ型を作成できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_RESOURCE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
DROP DATATYPE ユーザはデータ型を削除できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「DB 領域」
MANAGE ANY DBSPACE

次のことをユーザに許可します。

  • DB 領域での作成、変更、削除、コメント。

  • CREATE 権限を DB 領域に付与したり、DB 領域から取り消したりします。

  • データを任意の DB 領域に移動します。

  • データベース削除ファイル関数を実行します。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
「デバッグ」
DEBUG ANY PROCEDURE ユーザは、プロシージャ、関数、トリガ、イベント、イベントをデバッグできます。
  • SA_DEBUG
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「イベント」
MANAGE ANY EVENT ユーザはイベントの作成、変更、削除、トリガ、コメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
「外部環境」
CREATE EXTERNAL REFERENCE

データベースで外部参照を作成することをユーザに許可します。

外部参照を作成する前に、特定のデータベースオブジェクトを作成するときに必要なシステム権限が必要です。

たとえば、外項ブレーカーおよび事前フィルタを使用する自己所有テキスト設定オブジェクトを作成するには、CREATE TEXT CONFIGURATION と CREATE EXTERNAL REFERENCE 両方のシステム権限が必要です。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
MANAGE ANY EXTERNAL ENVIRONMENT

ユーザは、外部環境の変更、コメントの追加、起動、停止を実行できます。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
MANAGE ANY EXTERNAL OBJECT ユーザは、外部環境オブジェクトのインストール、コメントの追加、削除を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「ファイル」
READ CLIENT FILE ユーザはクライアントコンピュータ上のファイルを読み込めます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_READCLIENTFILE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
READ FILE ユーザはデータベースサーバコンピュータ上のファイルを読み込めます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_READFILE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
WRITE CLIENT FILE ユーザはクライアントコンピュータ上にファイルを書き込めます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_AUTH_WRITECLIENTFILE_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
WRITE FILE ユーザはデータベースサーバコンピュータ上にファイルを書き込めます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_AUTH_WRITEFILE_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「インデックス」
ALTER ANY INDEX ユーザは、任意のユーザが所有するテーブルとビューでインデックスとテキストインデックスに対して変更とコメントの追加を実行できます。
  • DIAGNOSTICS
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_PROFILE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE ANY INDEX ユーザは、任意のユーザが所有するテーブルとビューでインデックスとテキストインデックスの作成とコメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
DROP ANY INDEX ユーザは、任意のユーザが所有するテーブルとビューのインデックスとテキストインデックスを削除できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「LDAP」
MANAGE ANY LDAP SERVER ユーザは LDAP サーバの作成、変更、削除、検証、コメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SSO_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「マテリアライズドビュー」
ALTER ANY MATERIALIZED VIEW ユーザは、任意のユーザが所有するマテリアライズドビューに対して変更とコメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE ANY MATERIALIZED VIEW ユーザは、任意のユーザが所有するマテリアライズドビューの作成とコメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE MATERIALIZED VIEW ユーザは、自己所有のマテリアライズドビューを作成したりコメントを加えたりできます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_RESOURCE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
DROP ANY MATERIALIZED VIEW ユーザは、任意のユーザが所有するマテリアライズドビューを削除できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「メッセージ」
CREATE MESSAGE ユーザはメッセージを作成できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_RESOURCE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
DROP MESSAGE ユーザはメッセージを削除できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「その他」
ALTER ANY OBJECT

ユーザは、任意のユーザが所有する次のタイプのオブジェクトに対して変更とコメントの追加を実行できます。

  • データ型

  • イベント

  • ファンクション

  • インデックス

  • マテリアライズドビュー

  • メッセージ

  • プロシージャ

  • シーケンスジェネレータ

  • 空間参照システム

  • 空間計測単位

  • 統計情報

  • テーブル

  • テキスト設定オブジェクト

  • テキストインデックス

  • トリガ

  • ビュー

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
ALTER ANY OBJECT OWNER ユーザは任意のタイプのオブジェクトの所有者を変更できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SSO_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
COMMENT ANY OBJECT CREATE ANY OBJECT システム権限を使用して作成可能なあらゆるタイプのオブジェクトにコメントを付けることをユーザに許可します。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE ANY OBJECT

ユーザは、任意のユーザが所有する次のタイプのオブジェクトを作成し、コメントを追加できます。

  • データ型

  • イベント

  • ファンクション

  • インデックス

  • マテリアライズドビュー

  • メッセージ

  • プロシージャ

  • シーケンスジェネレータ

  • 空間参照システム

  • 空間計測単位

  • 統計情報

  • テーブル

  • テキスト設定オブジェクト

  • テキストインデックス

  • トリガ

  • ビュー

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
DROP ANY OBJECT

ユーザは、任意のユーザが所有する次のタイプのオブジェクトを削除できます。

  • データ型

  • イベント

  • ファンクション

  • インデックス

  • マテリアライズドビュー

  • メッセージ

  • プロシージャ

  • シーケンスジェネレータ

  • 空間参照システム

  • 空間計測単位

  • 統計情報

  • テーブル

  • テキスト設定オブジェクト

  • テキストインデックス

  • トリガ

  • ビュー

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
MANAGE ANY OBJECT PRIVILEGE

次のことをユーザに許可します。

  • 任意のユーザが所有するテーブルに対する SELECT、INSERT、DELETE、UPDATE、ALTER、REFERENCES、LOAD、および TRUNCATE の各権限を付与したり取り消したりします。

  • 任意のユーザが所有するビューに対する SELECT、INSERT、DELETE、および UPDATE の各権限を付与したり取り消したりします。

  • 任意のユーザが所有するプロシージャおよび関数に対する EXECUTE 権限を付与したり取り消したりします。

  • 任意のユーザが所有するシーケンスジェネレータに対する USAGE 権限を付与したり取り消したりします。

  • CREATE 権限を DB 領域に付与したり、DB 領域から取り消したりします。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SSO_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
MANAGE CERTIFICATES ユーザは証明書の作成、変更、削除、コメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SSO_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
REORGANIZE ANY OBJECT ユーザはテーブルとマテリアライズドビューを再編成できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
VALIDATE ANY OBJECT ユーザは、テーブル、マテリアライズドビュー、インデックス、テキストインデックスを検証できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_AUTH_VALIDATE_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「ミラーサーバ」
MANAGE ANY MIRROR SERVER

次のことをユーザに許可します。

  • ミラーサーバの作成、変更、削除、コメントの追加。

  • ミラーサーバのパラメータの変更。

  • ミラーサーバオプションの設定。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「プロシージャ」
ALTER ANY PROCEDURE ユーザは、任意のユーザが所有するプロシージャと関数に対して変更とコメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
CREATE ANY PROCEDURE ユーザは、任意のユーザが所有するプロシージャと関数の作成とコメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
CREATE PROCEDURE ユーザは、自己所有のプロシージャと関数を作成できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_RESOURCE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
DROP ANY PROCEDURE ユーザは、任意のユーザが所有するプロシージャと関数を削除できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
EXECUTE ANY PROCEDURE ユーザは、任意のユーザが所有するプロシージャと関数を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「監査」
MANAGE AUDITING ユーザは、sa_audit_string システムプロシージャを実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SSO_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「電子メール」
SEND EMAIL

次の電子メール関連のシステムプロシージャを実行することをユーザに許可します。

  • xp_get_mail_error_code
  • xp_get_mail_error_text
  • xp_startmail
  • xp_stopmail
  • xp_startsmtp
  • xp_stopsmtp
  • xp_sendmail
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「レプリケーション」
MANAGE REPLICATION

次のことをユーザに許可します。

  • パブリケーションの作成、変更、削除、コメント。

  • Mobile Link ユーザの作成、変更、削除。

  • SQL Remote および同期サブスクリプションの作成、変更、削除、起動、停止、および同期。

  • 同期プロファイルの作成、変更、削除、コメント。

  • SQL Remote メッセージタイプの作成、変更、削除、コメント。

  • リモートオプションの設定。

  • スキーマ同期の開始と停止。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「ロール」
MANAGE ROLES

新しいロールを作成し、新しいロールと既存のロールに対してグローバル管理者として動作することをユーザに許可します。デフォルトでは、新規作成された各ロールに対して MANAGE ROLES が付与される管理権限です。

また、ロールの管理はロールの作成中または作成後のいずれかに、ユーザに対して直接付与することもできます。ユーザに直接付与された場合、ユーザにはロールを管理するための MANAGE ROLES システム権限は必要ありません。

ロール管理者を参照してください。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SSO_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
UPGRADE ROLE

ユーザが、SQL Anywhere データベースを 16.0 からアップグレードするときに導入されるシステム権限のデフォルトの管理者になることを許可します。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「シーケンス」
ALTER ANY SEQUENCE ユーザは、任意のユーザが所有するシーケンスジェネレータを変更できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE ANY SEQUENCE ユーザは、所有者に関係なくシーケンスジェネレータを作成できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_RESOURCE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
DROP ANY SEQUENCE ユーザは、任意のユーザが所有するシーケンスジェネレータを削除できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
USE ANY SEQUENCE ユーザは、任意のユーザが所有するシーケンスジェネレータを使用できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「サーバオペレータ」
SERVER OPERATOR

次のことをユーザに許可します。

  • データベースの作成、リストア、削除、起動、および停止、データベース所有権の変更、カタログ (のみ) のリストア。

  • リモートサーバおよびディレクトリアクセスサーバの作成、変更、および削除。

  • サーバキャッシュの管理。

  • データベースサーバの起動および停止。

  • 暗号化および複合化データベースとファイルの作成。

  • データベーストランケーションログの変更。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
「空間オブジェクト」
MANAGE ANY SPATIAL OBJECT

ユーザは、空間参照系と空間測定単位の作成、変更、削除、コメントの追加を実行できます。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SPATIAL_ADMIN_ROLE
「統計情報」
MANAGE ANY STATISTICS ユーザは、任意のテーブルのデータベース統計の作成、変更、削除、更新を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「テーブル」
ALTER ANY TABLE

次のことをユーザに許可します。

  • 任意のユーザが所有するテーブル (プロキシテーブルを含む) の変更とコメントの追加。

  • 任意のユーザが所有するテーブル (プロキシテーブルを含む) のカラムへのコメント。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE ANY TABLE

次のことをユーザに許可します。

  • 任意のユーザが所有するテーブル (プロキシテーブルを含む) の作成とコメントの追加。

  • 任意のユーザが所有するテーブル (プロキシテーブルを含む) のカラムへのコメント。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
CREATE PROXY TABLE

ユーザは、自己所有のプロキシテーブルを作成できます。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_RESOURCE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE TABLE

ユーザは、自己所有のテーブルを作成できます。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_RESOURCE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
DELETE ANY TABLE ユーザは、任意のユーザが所有するテーブルとビューのローを削除できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
DROP ANY TABLE ユーザは、任意のユーザが所有するテーブル (プロキシテーブルを含む) を削除できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
INSERT ANY TABLE ユーザは、任意のユーザが所有するテーブルとビューにローを挿入できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
LOAD ANY TABLE ユーザは、任意のユーザが所有するテーブルにデータをロードできます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
SELECT ANY TABLE ユーザは、任意のユーザが所有するテーブルとマテリアライズドビューに問い合わせることができます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
TRUNCATE ANY TABLE ユーザは、任意のユーザが所有するテーブルとマテリアライズドビューのデータをトランケートできます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
UPDATE ANY TABLE ユーザは、任意のユーザが所有するテーブルとビューのローを更新できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「テキスト設定オブジェクト」
ALTER ANY TEXT CONFIGURATION ユーザは、任意のユーザが所有するテキスト設定オブジェクトに対して変更とコメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE ANY TEXT CONFIGURATION ユーザは、任意のユーザが所有するテキスト設定オブジェクトの作成とコメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE TEXT CONFIGURATION ユーザは、自己所有のテキスト設定オブジェクトを作成できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_RESOURCE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
DROP ANY TEXT CONFIGURATION ユーザは、任意のユーザが所有するテキスト設定オブジェクトを削除できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「トレース」
MANAGE ANY TRACE SESSION ユーザは、ユーザトレースイベントのトリガを除き、すべてのイベントトレーシング関連の操作を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
NOTIFY TRACE EVENT ユーザはユーザトレースイベントをトリガできます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「トリガ」
ALTER ANY TRIGGER ユーザは、テーブルおよびビューに対して変更とコメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_RESOURCE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE ANY TRIGGER ユーザは、テーブルおよびビューに対して作成とコメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_RESOURCE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「ユーザおよびログインの管理」
CHANGE PASSWORD

ユーザは任意のユーザのユーザパスワードを管理できます

このシステム権限は、すべてのユーザに適用したり、特定のユーザセットあるいは 1 つ以上の指定ロールを付与されたユーザに限定したりできます。

このシステム権限は、ユーザ所有のパスワードの変更には必要ありません。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SSO_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
MANAGE ANY LOGIN POLICY ユーザはログインポリシーの作成、変更、削除、コメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SSO_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
MANAGE ANY USER

次のことをユーザに許可します。

  • データベースユーザの作成、変更、削除、コメントの追加 (初期パスワードの割り当てを含む)。

  • 任意のユーザの次回ログイン時でのパスワード変更の強制。

  • 任意のユーザのログインポリシーの割り当てとリセット。

  • 統合ログインと Kerberos ログインの作成、削除、コメントの追加。

  • 外部ログインの作成と削除。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SSO_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_SAMONITOR_ADMIN_ROLE
SET USER

別のユーザのロールおよび権限を一時的に仮定することをユーザに許可します。

このシステム権限は、すべてのユーザに適用したり、特定のユーザセットあるいは 1 つ以上の指定ロールを付与されたユーザに限定したりできます。

  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_AUTH_SSO_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「ビュー」
ALTER ANY VIEW ユーザは、任意のユーザが所有するビューに対して変更とコメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE ANY VIEW ユーザは、任意のユーザが所有するビューの作成とコメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
CREATE VIEW ユーザは、自己所有のビューを作成できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_RESOURCE_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
DROP ANY VIEW ユーザは、任意のユーザが所有するビューを削除できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
「Web サービス」
MANAGE ANY WEB SERVICE ユーザは Web サービスの作成、変更、削除、コメントの追加を実行できます。
  • SYS_AUTH_DBA_ROLE
  • SYS_AUTH_SA_ROLE
  • SYS_RUN_REPLICATION_ROLE
  • SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE