レッスン 2：User1 への権限の付与 (Sybase Central の場合)

システム権限とオブジェクトレベル権限を User1 に付与します。

前提条件

このレッスンでは、このチュートリアルのこれまでのレッスンを完了したことを前提としています。レッスン 1：次の 2 名の新規ユーザを作成します。User1 および User2 (Sybase Central の場合)を参照してください。

♦ タスク

Sybase Central の左ウィンドウ枠で [ユーザ] をクリックして展開し、User1 をクリックします。
BACKUP DATABASE と BALIDATE ANY OBJECT システム権限を User1 に付与します。
1. 右ウィンドウ枠で、[システム権限] タブをクリックします。
2. タブの任意の場所を右クリックして、[新規] » [付与されたシステム権限] をクリックします。
3. [BACKUP DATABASE] システム権限をクリックしてから [OK] をクリックします。
4. 上記手順を繰り返し、今度は [VALIDATE ANY OBJECT] システム権限をクリックしてから [OK] をクリックします。
5. 変更をデータベースに保存するには、[ファイル] » [保存] をクリックします。
Employees テーブルでの SELECT UPDATE オブジェクトレベル権限を、管理権限付きで User1 に付与します。
1. 右ウィンドウ枠で、[テーブル権限] タブをクリックします。
2. タブの任意の場所を右クリックして、[新規] » [権限] をクリックします。
3. [Employees] テーブルをクリックしてから [OK] をクリックします。Employees テーブルが User1 のテーブルリストに追加されます。文字カラムの各チェックマークは、User1 がテーブルに対して持っているオブジェクトレベル権限を示します。たとえば、S は選択、I は挿入、などです。ただし、このレッスンでは User1 だけが Employees テーブルからの選択、および更新を行えるようになっています。
4. カラムの下のセルをクリックし、S (選択用) および U (更新用) カラムにのみプラス記号 (+) 付きでチェックマークが残るように、内容をクリアします。プラス記号は管理権限を示します。ローの他のすべてのセルは空にする必要があります。
5. 変更をデータベースに保存するには、[ファイル] » [保存] をクリックします。

結果

User1 が BACKUP DATABASE と VALIDATE ANY OBJECT システム権限を持つようになります。この権限は、SQL Anywhere サンプルデータベースのバックアップに必要です。また、User1 は Employees テーブルでの SELECT および UPDATE オブジェクトレベル権限も持ち、権限を他のユーザに付与できます。

次の手順

レッスン 3：ロールを作成して User1 に付与する (Sybase Central の場合)に進みます。

参照

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