文字セット変換は、デフォルトによりテキストタイプの出力結果セットで自動的に実行されます。バイナリオブジェクトなどの他のタイプの結果セットは、影響を受けません。要求の文字セットは HTTP Web サーバの文字セットに変換され、結果セットはクライアントアプリケーションの文字セットに変換されます。複数の文字セットがリストされている場合、サーバではリスト内の最初の適切な文字セットが使用されます。
文字セット変換は、sa_set_http_option システムプロシージャの HTTP オプション (CharsetConversion オプション) を設定することで有効または無効にできます。
次の例は、文字セットの自動変換をオフにする方法を示しています。
CALL sa_set_http_option('CharsetConversion', 'OFF'); |
sa_set_http_option システムプロシージャの 'AcceptCharset' オプションを使用して、文字セット変換が有効になっている場合の文字セットエンコードの設定を指定できます。
次の例は、Web サービスの文字セットエンコード優先度を ISO-8859-5 (サポートされていない場合は UTF-8) に指定する方法を示します。
CALL sa_set_http_option('AcceptCharset', 'iso-8859-5, utf-8'); |
文字セットはサーバ設定によって優先順位が付けられます。ただし、この選択には、クライアントの Accept-Charset 基準も考慮されます。クライアントに最も適し、かつ、このオプションでも指定されている文字セットが使用されます。
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