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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ プログラミング » データベースおよびアプリケーションの配備 » クライアントアプリケーションを配備するための要件

 

.NET クライアントの配備

.NET アセンブリを配備する最も簡単な方法は、Deployment ウィザードを使用することです。詳細については、Deployment ウィザードを参照してください。

クライアントコンピュータへの .NET アセンブリのインストールを完了するには、次を実行する必要があります。

  • Visual Studio が実行されていないことを確認します。

  • SetupVSPackage ツールを使用して .NET アセンブリをインストールします。Windows Vista 以降のシステムでは、SetupVSPackage の実行に管理者権限が必要です。コマンドプロンプトを実行する場合は、必ず管理者権限で実行してください。

  • .NET 2.0/3.x の場合、%SQLANY16%\Assembly\v2\SetupVSPackage.exe /install を実行します。

  • .NET 4.x の場合、%SQLANY16%\Assembly\v4\SetupVSPackage.exe /install を実行します。

  • デフォルトでは、SetupVSPackage は SQL Anywhere のレジストリ設定を使用して .NET アセンブリを検索します。salocation オプションを使用すると、SQL Anywhere のインストール場所を指定できます。

    %SQLANY16%\Assembly\v2\SetupVSPackage.exe /install /salocation %SQLANY16%

    salocation の省略形は sal です。

SetupVSPackage アプリケーションは、グローバルアセンブリキャッシュと Windows Microsoft.NET の machine.config ファイルを更新します。SQL Server 2008 以降がシステムにインストールされている場合、SetupVSPackage は、また、MSSqlToSA.xml および SAToMSSql10.xml という 2 つのファイルを SQL Server DTS\MappingFiles フォルダにインストールします。

SetupVSPackage アプリケーションで、SSDLToSA16.tt を Visual Studio 2010 ディレクトリにコピーします。SSDLToSA16.tt は、Entity Data Model のデータベーススキーマ DDL を生成するために使用されます。Entity Data Model のデータベーススキーマ DDL を生成する場合、ユーザはこのファイルに DDL 生成プロパティを設定する必要があります。

独自のインストール環境を構築するために、この項ではエンドユーザに配備するファイルについて説明します。メッセージファイルは複数あり、それぞれが異なる言語をサポートしています。異なる言語のサポートをインストールするには、それらの言語のリソースファイルを追加してください。[LL] を言語コード (endejp など) に置き換えます。

各 .NET クライアントコンピュータには、次のものが必要です。

  • 正常に機能する .NET 2.0、3.0、3.5、4.0、または 4.5 インストール環境   Microsoft .NET アセンブリとファイルの再配布に関する指示については、Microsoft から入手できます。ここでは、その詳細は説明しません。

  • .NET Framework 2.0/3.0 の SQL Anywhere プロバイダ   SQL Anywhere のインストールでは、.NET Framework バージョン 2.0 および 3.0 用の Windows アセンブリは SQL Anywhere インストールディレクトリの Assembly\V2 サブフォルダに置かれます。その他のファイルは、SQL Anywhere インストールディレクトリのオペレーティングシステムに対応するバイナリディレクトリに置かれます (例:bin32bin64)。次のファイルは必須です。
    iAnywhere.Data.SQLAnywhere.dll
    policy.16.0.iAnywhere.Data.SQLAnywhere.dll
    dblg[LL]16.dll
    dbicu16.dll
    dbicudt16.dll

  • .NET Framework 3.5 の SQL Anywhere プロバイダ   SQL Anywhere のインストールでは、.NET Framework バージョン 3.5 用の Windows アセンブリは SQL Anywhere インストールディレクトリの Assembly\V3.5 サブフォルダに置かれます。その他のファイルは、SQL Anywhere インストールディレクトリのオペレーティングシステムに対応するバイナリディレクトリに置かれます (例:bin32bin64)。次のファイルは必須です。
    iAnywhere.Data.SQLAnywhere.v3.5.dll
    policy.16.0.iAnywhere.Data.SQLAnywhere.v3.5.dll
    dblg[LL]16.dll
    dbicu16.dll
    dbicudt16.dll

  • .NET Framework 4.0/4.5 の SQL Anywhere プロバイダ   SQL Anywhere のインストールでは、.NET Framework バージョン 4.0 および 4.5 用の Windows アセンブリは SQL Anywhere インストールディレクトリの Assembly\V4 サブフォルダに置かれます。その他のファイルは、SQL Anywhere インストールディレクトリのオペレーティングシステムに対応するバイナリディレクトリに置かれます (例:bin32bin64)。次のファイルは必須です。
    iAnywhere.Data.SQLAnywhere.v4.0.dll
    policy.16.0.iAnywhere.Data.SQLAnywhere.v4.0.dll
    dblg[LL]16.dll
    dbicu16.dll
    dbicudt16.dll

  • .NET Compact Framework 2.0 の SQL Anywhere プロバイダ   SQL Anywhere のインストールでは、.NET Compact Framework バージョン 2.0 用の Windows Mobile アセンブリは CE\Assembly\V2 に置かれます。その他のファイルは、SQL Anywhere インストールディレクトリの Windows Mobile バイナリサブフォルダに置かれます (例:CE\Arm.50)。次のファイルは必須です。
    iAnywhere.Data.SQLAnywhere.dll
    iAnywhere.Data.SQLAnywhere.gac
    dblg[LL]16.dll
    dbicu16.dll

  • .NET Compact Framework 3.5 の SQL Anywhere プロバイダ   SQL Anywhere のインストールでは、.NET Compact Framework バージョン 3.5 用の Windows Mobile アセンブリは CE\Assembly\V3.5 に置かれます。その他のファイルは、SQL Anywhere インストールディレクトリの Windows Mobile バイナリサブフォルダに置かれます (例:CE\Arm.50)。次のファイルは必須です。
    iAnywhere.Data.SQLAnywhere.v3.5.dll
    dblg[LL]16.dll
    dbicu16.dll

SQL Anywhere .NET データプロバイダの配備の詳細については、SQL Anywhere .NET データプロバイダの配備ClickOnce と .NET データプロバイダのアンマネージコード DLLを参照してください。


ClickOnce と .NET データプロバイダのアンマネージコード DLL
SQL Anywhere .NET データプロバイダの削除