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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ プログラミング » 3 層コンピューティングと分散トランザクション » 3 層コンピューティングのアーキテクチャ

 

分散トランザクションに関する用語

この項は、分散トランザクションについて基本的な知識を持っている方を対象としています。詳細については、使用しているトランザクションサーバのマニュアルを参照してください。この項では、よく使用される用語をいくつか説明します。

  • 「リソースマネージャ」は、トランザクションに関連するデータを管理するサービスです。

    分散トランザクションの中で ADO.NET、OLE DB、または ODBC を通してアクセスする場合、SQL Anywhere データベースサーバはリソースマネージャとして動作します。SQL Anywhere .NET データプロバイダ、OLE DB プロバイダ、ODBC ドライバは、クライアントコンピュータ上のリソースマネージャプロキシとして動作します。SQL Anywhere .NET データプロバイダは、DbProviderFactory と TransactionScope を使用して分散トランザクションをサポートします。

  • アプリケーションコンポーネントは、リソースマネージャと直接通信しないで「リソースディスペンサー」と通信できます。リソースディスペンサーは、リソースマネージャへの接続または接続プールを管理します。

    SQL Anywhere がサポートする 2 つのリソースディスペンサは、ODBC ドライバマネージャと OLE DB です。

  • トランザクションコンポーネントが (リソースマネージャを使用して) データベースとの接続を要求すると、アプリケーションサーバはトランザクションに関わるデータベース接続を「エンリスト」します。DTC とリソースディスペンサーがエンリスト処理を実行します。

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