サンプル JDBC アプリケーションがデータベースサーバから呼び出され、静的 SQL 文を使用して Departments テーブルでローを挿入、削除します。
前提条件
Java Development Kit (JDK) をインストールしている必要があります。
外部プロシージャを作成するには、CREATE PROCEDURE および CREATE EXTERNAL REFERENCE システム権限が必要です。また、修正しているデータベースオブジェクトでの SELECT、DELETE、INSERT 権限も必要です。
Interactive SQL からデータベースに接続します。
JDBCExample クラスがインストールされていることを確認します。
Java のサンプルクラスをインストールする方法の詳細については、JDBC サンプルの準備を参照してください。
クラスの JDBCExample.main メソッドのラッパーとして動作する JDBCExample という名前のストアドプロシージャを定義します。
CREATE PROCEDURE JDBCExample(IN arg CHAR(50)) EXTERNAL NAME 'JDBCExample.main([Ljava/lang/String;)V' LANGUAGE JAVA; |
次のように JDBCExample.main メソッドを呼び出します。
CALL JDBCExample( 'insert' ); |
引数の文字列に 'insert'
を指定すると、InsertStatic メソッドが呼び出されます。
ローが Departments テーブルに追加されたことを確認します。
SELECT * FROM Departments; |
サンプルプログラムでは、Departments テーブルの更新された内容をデータベースサーバメッセージウィンドウに表示します。
DeleteStatic という名前のサンプルクラスには、追加されたばかりのローを削除する同じようなメソッドがあります。次のように JDBCExample.main メソッドを呼び出します。
CALL JDBCExample( 'delete' ); |
引数の文字列に 'delete'
を指定すると、DeleteStatic メソッドが呼び出されます。
ローが Departments テーブルから削除されたことを確認します。
SELECT * FROM Departments; |
サンプルプログラムでは、Departments テーブルの更新された内容をデータベースサーバメッセージウィンドウに表示します。
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