サンプル JDBC アプリケーションがデータベースサーバから呼び出され、準備文を使用して Departments テーブルでローを挿入、削除します。
前提条件
Java Development Kit (JDK) をインストールしている必要があります。
外部プロシージャを作成するには、CREATE PROCEDURE および CREATE EXTERNAL REFERENCE システム権限が必要です。また、修正しているデータベースオブジェクトでの SELECT、DELETE、INSERT 権限も必要です。
Interactive SQL からデータベースに接続します。
JDBCExample クラスがインストールされていることを確認します。
Java のサンプルクラスをインストールする方法の詳細については、JDBC サンプルの準備を参照してください。
クラスの JDBCExample.Insert メソッドのラッパーとして動作する JDBCInsert という名前のストアドプロシージャを定義します。
CREATE PROCEDURE JDBCInsert(IN arg1 INTEGER, IN arg2 CHAR(50)) EXTERNAL NAME 'JDBCExample.Insert(ILjava/lang/String;)V' LANGUAGE JAVA; |
次のように JDBCExample.Insert メソッドを呼び出します。
CALL JDBCInsert( 202, 'Southeastern Sales' ); |
Insert メソッドにより InsertDynamic メソッドが呼び出されます。
ローが Departments テーブルに追加されたことを確認します。
SELECT * FROM Departments; |
サンプルプログラムでは、Departments テーブルの更新された内容をデータベースサーバメッセージウィンドウに表示します。
DeleteDynamic という名前のサンプルクラスには、追加されたばかりのローを削除する同じようなメソッドがあります。
クラスの JDBCExample.Delete メソッドのラッパーとして動作する JDBCDelete という名前のストアドプロシージャを定義します。
CREATE PROCEDURE JDBCDelete(IN arg1 INTEGER) EXTERNAL NAME 'JDBCExample.Delete(I)V' LANGUAGE JAVA; |
次のように JDBCExample.Delete メソッドを呼び出します。
CALL JDBCDelete( 202 ); |
Delete メソッドにより DeleteDynamic メソッドが呼び出されます。
ローが Departments テーブルから削除されたことを確認します。
SELECT * FROM Departments; |
サンプルプログラムでは、Departments テーブルの更新された内容をデータベースサーバメッセージウィンドウに表示します。
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