ODBC ドライバに必要なファイル

次の表は、SQL Anywhere ODBC ドライバを動作させるために必要なファイルを示します。これらのファイルは単一のディレクトリに置いてください。SQL Anywhere のインストールでは、これらのファイルすべてが SQL Anywhere インストールディレクトリのオペレーティングシステムに対応するサブフォルダに置かれます (例：bin32、bin64)。

Linux、UNIX、および Mac OS X プラットフォーム用のマルチスレッドバージョンの ODBC ドライバは "MT" で示されています。

プラットフォーム	必要なファイル
Windows	dbodbc16.dll dbcon16.dll sacshelp16.chm (オプション) dbicu16.dll dbicudt16.dll dblg[LL]16.dll dbelevate16.exe
Windows Mobile	dbodbc16.dll dbicu16.dll (オプション) dbicudt16.dat (オプション) dblg[LL]16.dll
Linux、Solaris、HP-UX	libdbodbc16.so.1 libdbodbc16_n.so.1 libdbodm16.so.1 libdbtasks16.so.1 libdbicu16.so.1 libdbicudt16.so.1 dblg[LL]16.res
Linux、Solaris、HP-UX MT	libdbodbc16.so.1 libdbodbc16_r.so.1 libdbodm16.so.1 libdbtasks16_r.so.1 libdbicu16_r.so.1 libdbicudt16.so.1 dblg[LL]16.res
AIX	libdbodbc16.so libdbodbc16_n.so libdbodm16.so libdbtasks16.so libdbicu16.so libdbicudt16.so dblg[LL]16.res
AIX MT	libdbodbc16.so libdbodbc16_r.so libdbodm16.so libdbtasks16_r.so libdbicu16_r.so libdbicudt16.so dblg[LL]16.res
Mac OS X	dbodbc16.bundle libdbodbc16.dylib libdbodbc16_n.dylib libdbodm16.dylib libdbtasks16.dylib libdbicu16.dylib libdbicudt16.dylib dblg[LL]16.res
Mac OS X MT	dbodbc16_r.bundle libdbodbc16.dylib libdbodbc16_r.dylib libdbodm16.dylib libdbtasks16_r.dylib libdbicu16_r.dylib libdbicudt16.dylib dblg[LL]16.res

注意

Linux および Solaris プラットフォームでは、.so.1 ファイルへのリンクを作成する必要があります。リンク名はファイル名からバージョンを表すサフィックス ".1" を除いた名前にしてください。
Linux、UNIX、および Mac OS X プラットフォームには、マルチスレッド (MT) バージョンの ODBC ドライバがあります。ファイル名には "_r" サフィックスが付きます。アプリケーションで必要な場合は、これらのファイルを配備します。
Windows の場合、ドライバマネージャはオペレーティングシステムに含まれています。SQL Anywhere には、Linux、UNIX、および Mac OS X 用のドライバマネージャがあります。このファイルには libdbodm16 で始まる名前が付いています。
Windows の場合、sacshelp16.chm ヘルプファイルをインストールして、Microsoft ODBC データソースアドミニストレータを使用するときに、ローカルのコンテキスト別ヘルプを提供できます。ヘルプファイルが見つからない場合には、システムのデフォルトインターネットブラウザを使用して DocCommentXchange への移動が試行されます。
Windows Vista 以降のバージョンの Windows では、ODBC ドライバを登録または登録解除するために必要な権限の昇格をサポートする SQL Anywhere 昇格操作エージェント (dbelevate16.exe) を含める必要があります。このファイルは、ODBC ドライバのインストール手順またはアンインストール手順の一部でのみ必要です。
言語リソースライブラリファイルも含めてください。上記のテーブルには、指定が [LL] であるファイルが示されています。メッセージファイルは複数あり、それぞれが異なる言語をサポートしています。異なる言語のサポートをインストールするには、それらの言語のリソースファイルを追加してください。[LL] を言語コード (en、de、jp など) に置き換えます。
Windows の場合、エンドユーザが独自のデータソースを作成する場合や、データベースに接続するときにユーザ ID とパスワードを入力する必要がある場合、またはその他の理由で [接続] ウィンドウを表示する必要がある場合は、[SQL Anywhere の ODBC 設定] および [SQL Anywhere への接続] ウィンドウのサポートコード (dbcon16.dll) が必要です。

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