Windows Mobile オペレーティングシステムには、ODBC ドライバマネージャはありません。インポートライブラリ (dbodbc16.lib) では、SQL Anywhere の ODBC ドライバ dbodbc16.dll への直接のエントリポイントが定義されています。このファイルは、SQL Anywhere インストール環境の SDK\Lib\CE\Arm.50 サブフォルダにあります。
Windows Mobile には ODBC ドライバマネージャがないため、SQLDriverConnect 関数に提供される接続文字列内の DRIVER= パラメータに SQL Anywhere ODBC ドライバ DLL のロケーションを指定する必要があります。次はその例です。
szConnStrIn = "driver=\\Windows\\dbodbc16.dll;dbf=\\My Documents\\demo.db" |
Windows Mobile の ODBC アプリケーションにリンクするには、プラットフォーム固有のインポートライブラリが含まれるディレクトリをライブラリディレクトリのリストに追加します。
サポートされる Windows Mobile のバージョンのリストについては、 http://www.sybase.com/detail?id=1002288の SQL Anywhere PC プラットフォームを参照してください。
サンプルプログラム (odbc_sample.cpp) は、ファイルデータソース (FileDSN 接続パラメータ) である SQL Anywhere 16 Demo.dsn を使用します。このファイルは、SQL Anywhere for Windows Mobile をデバイスにインストールするときに、Windows Mobile デバイスのルートディレクトリに置かれます。ODBC データソースアドミニストレータを使用してファイルデータソースをデスクトップシステムに作成できますが、作成したファイルデータソースはデスクトップ環境用に設定して、Windows Mobile 環境に合わせて編集してください。編集してからファイルデータソースを Windows Mobile デバイスにコピーします。
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