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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ プログラミング » データベースおよびアプリケーションの配備 » 管理ツールの配備 » Linux、Solaris、Mac OS X における管理ツールの配備

 

手順 2:必要なファイルをコピーします

インストーラは、SQL Anywhere インストーラによってインストールされたファイルのサブセットをコピーします。同じディレクトリ構造を維持してください。

参照用の SQL Anywhere インストール環境からファイルをコピーする場合は、ファイルのパーミッションも保持します。一般に、すべてのユーザとグループがすべてのファイルを読み取り、実行できます。

管理ツールには JRE 1.7.0 が必要です。特に必要のないかぎり、これより新しいパッチバージョンの JRE を代用しないでください。

Linux/Solaris の場合、管理ツールには JRE の 64 ビットバージョンまたは 32 ビットバージョン (対象アーキテクチャによる) が必要です。Mobile Link サーバには JRE の 64 ビットバージョンが必要です。Mac OS X の場合、管理ツールには JRE の 64 ビットバージョンが必要です。JRE のすべてのプラットフォームバージョンが SQL Anywhere に付属しています。SQL Anywhere に含まれているプラットフォームでは、x86/x64 の Linux と Solaris SPARC をサポートしています。その他のプラットフォームバージョンは、適切なベンダーから入手する必要があります。たとえば、Linux のインストールを行っている場合は、サブフォルダを含めて jre170 ツリー全体をコピーします。

必要なプラットフォームが SQL Anywhere に含まれている場合、SQL Anywhere のインストールされたコピーから JRE ファイルをコピーします。サブフォルダも含めてツリー全体をコピーします。

次の表は、各管理ツールと Sybase Central プラグインに必須のファイルを示します。必要なファイルのリストを作成してから、前述したディレクトリ構造にコピーします。

テーブルには、フォルダ指定が binXX であるファイルが示されています。プラットフォームに応じて、これらのファイルには、32 ビットバージョンと 64 ビットバージョンが、それぞれ bin32 フォルダと bin64 フォルダにあります。32 ビットと 64 ビットの管理ツールをインストールしている場合は、それぞれのフォルダに両方の一連のファイルをインストールする必要があります。

テーブルには、フォルダ指定が libXX であるファイルが示されています。プラットフォームに応じて、これらのファイルには、32 ビットバージョンと 64 ビットバージョンが、それぞれ lib32 フォルダと lib64 フォルダにあります。32 ビットと 64 ビットの管理ツールをインストールしている場合は、それぞれのフォルダに両方の一連のファイルをインストールする必要があります。

管理ツールと Sybase Central プラグインについて、複数のリンクを作成する必要があります。

Linux と Solaris の場合、配備するすべての共有オブジェクトについてシンボリックリンクを作成します。また、$SQLANY16/bin64 または $SQLANY16/bin32 にシンボリックリンクを作成します。Linux と他のシステムのシンボリックリンクは jre170 です。次にその例を示します。

libdblib16_r.so -> $SQLANY16/lib32/libdblib16_r.so.1
jre170 -> $SQLANY16/bin32/jre170

64 ビット Linux の Mobile Link プラグインの場合、$SQLANY16/bin64 に追加のシンボリックリンクを作成します。Linux のシンボリックリンクは、64 ビット JRE 用の jre170 です。

jre170 -> $SQLANY16/bin64/jre170 (Linux)

Mac OS X では、共有オブジェクトの拡張子は .dylib です。次の dylib では Symlink (シンボリックリンク) の作成が必要になります。

libdbjodbc16.jnilib -> libdbjodbc16.dylib
libdblib16_r.jnilib -> libdblib16_r.dylib
libdbput16_r.jnilib -> libdbput16_r.dylib
libmljodbc16.jnilib -> libmljodbc16.dylib

テーブルには、指定が [LL] であるファイルが示されています。メッセージファイルは複数あり、それぞれが異なる言語をサポートしています。異なる言語のサポートをインストールするには、それらの言語のリソースファイルを含めてください。詳細については、外国語のメッセージとコンテキスト別のヘルプファイルを参照してください。

 Interactive SQL
 Sybase Central
 SQL Anywhere プラグインを含む Sybase Central
 Mobile Link プラグインを含む Sybase Central
 Relay Server プラグインを含む Sybase Central
 Ultra Light プラグインを含む Sybase Central
 DBConsole
 外国語のメッセージとコンテキスト別のヘルプファイル