このレッスンでは、Microsoft Visual Studio、サーバエクスプローラー、および SQL Anywhere .NET データプロバイダを使用して、SQLAnywhere サンプルデータベース内の 1 つのテーブルにアクセスするアプリケーションを作成します。このアプリケーションを使用して、テーブルのローを調べたり更新を実行することができます。
前提条件
コンピュータに Visual Studio および .NET Framework がインストールされている必要があります。
このレッスンでは、このチュートリアルの開始時に、権限のセクションで一覧されているロールと権限を持っていることを前提としています。 チュートリアル:Visual Studio を使用したシンプルな .NET データベースアプリケーションの開発
内容と備考
このチュートリアルは、Visual Studio と .NET Framework に基づきます。完全なアプリケーションは、ADO.NET プロジェクトの %SQLANYSAMP16%\SQLAnywhere\ADO.NET\SimpleViewer\SimpleViewer.sln にあります。
Visual Studio を起動します。
[ファイル] » [新規] » [プロジェクト] をクリックします。
[新しいプロジェクト] ウィンドウが表示されます。
[新しいプロジェクト] ウィンドウの左ウィンドウ枠で、プログラミング言語として [Visual Basic] または [Visual C#] をクリックします。
[Windows] サブカテゴリで、[Windows アプリケーション] (VS 2005 の場合) または [Windows フォーム アプリケーション] (VS 2008/2010 の場合) をクリックします。
プロジェクトの [名前] フィールドに、MySimpleViewer と入力します。
[OK] をクリックし、新規プロジェクトを作成します。
[表示] » [サーバ エクスプローラー] をクリックします。
[サーバ エクスプローラー] ウィンドウで、[データ接続] » [接続の追加] をクリックします。
[接続の追加] ウィンドウで次の作業を実行します。
他のプロジェクトで [接続の追加] を一度も使用したことがない場合は、データソースのリストが表示されます。データソースのリストから [SQL Anywhere] をクリックします。
[接続の追加] を以前に使用したことがある場合は、[変更] をクリックしてデータソースを [SQL Anywhere] に変更します。
[データソース] で、[ODBC データソース名] をクリックし、SQL Anywhere 16 Demo と入力します。
Visual Studio の接続の追加ウィザードを 64 ビット Windows で使用する場合は、64 ビットのシステムデータソース名 (DSN) のみがユーザデータソース名と一緒に含まれます。32 ビットのシステムデータソース名は表示されません。Visual Studio の 32 ビット設計環境で [テスト接続] ボタンを使用すると、64 ビットのシステム DSN と等価な 32 ビットのシステム DSN を使用して接続の確立が試みられます。32 ビットのシステム DSN が存在しない場合、テストは失敗します。
[テスト接続] をクリックして、サンプルデータベースに接続できることを確認します。
[OK] をクリックします。
SQL Anywhere.demo16 という新しい接続が [サーバ エクスプローラー] ウィンドウに表示されます。
[サーバ エクスプローラー] ウィンドウで、テーブル名が表示されるまで SQL Anywhere.demo16 接続を展開します。
(Visual Studio 2005 のみ) 次の手順を試してみます。
Products テーブルを右クリックし、[テーブル データの表示] をクリックします。
Products テーブルのローとカラムがウィンドウに表示されます。
テーブルデータのウィンドウを閉じます。
[データ] » [新しいデータソースの追加] をクリックします。
データソース構成ウィザードで、次の作業を実行します。
[データ ソースの種類を選択] ページで [データベース] をクリックし、[次へ] をクリックします。
(Visual Studio 2010 のみ) [データベースモデル] ページで [データセット] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[データ接続の選択] ページで SQL Anywhere.demo16 をクリックし、[次へ] をクリックします。
[接続文字列をアプリケーション構成ファイルに保存する] ページで、[次の名前で接続を保存する] が選択されていることを確認して [次へ] をクリックします。
[データベース オブジェクトの選択] ページで [テーブル] をクリックし、[完了] をクリックします。
[データ] » [データソースの表示] をクリックします。
[データソース] ウィンドウが表示されます。
[データソース] ウィンドウで Products テーブルを展開します。
[Products] をクリックし、ドロップダウンリストから [詳細] をクリックします。
[Photo] をクリックし、ドロップダウンリストから [Picture Box] をクリックします。
[Products] をクリックして、フォーム (Form1) にドラッグします。
データセットコントロールと複数のラベル付きテキストフィールドがフォームに表示されます。
フォームで、[Photo] の横にあるピクチャボックスをクリックします。
ボックスの形を四角形に変更します。
ピクチャボックスの右上の右矢印をクリックします。
[Picture Box タスク] ウィンドウが開きます。
[サイズ モード] ドロップダウンリストから、[ズーム] をクリックします。
[Picture Box タスク] ウィンドウを閉じるには、ウィンドウの外側で任意の場所をクリックします。
プロジェクトをビルドし、実行します。
[ビルド] » [ソリューションのビルド] をクリックします。
[デバッグ] » [デバッグの開始] をクリックします。
アプリケーションが SQL Anywhere サンプルデータベースに接続されて、Products テーブルの最初のローがテキストボックスとピクチャボックスに表示されます。
コントロールのボタンを使用して、結果セットのローをスクロールできます。
ロー番号をスクロールコントロールに入力すると、結果セットのローに直接アクセスできます。
テキストボックスを使用して結果セットの値を更新し、[Save Data] ボタンをクリックして値を保存できます。
アプリケーションを終了してプロジェクトを保存します。
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