SQL Anywhere では、PHP ストアドプロシージャおよび関数をサポートしています。PHP ストアドプロシージャまたはファンクションの動作は、SQL ストアドプロシージャまたはファンクションと同じです。ただし、プロシージャまたはファンクションのコードは PHP で記述され、その実行はデータベースサーバの外側 (つまり PHP 実行インスタンス内) で行われます。PHP 実行ファイルのインスタンスは、PHP ストアドプロシージャおよび関数を使用する接続ごとに存在します。この動作は、Java ストアドプロシージャおよび関数と異なります。Java の場合、接続ごとに 1 つのインスタンスではなく、各データベースの Java VM に 1 つのインスタンスがあります。PHP と Java のもう 1 つの大きな相違点は、PHP ストアドプロシージャは結果セットを返さないのに対し、Java ストアドプロシージャは結果セットを返すことができる点です。PHP で返すのは、PHP スクリプトの出力である LONG VARCHAR 型のオブジェクトだけです。
PHP をデータベースで使用するには、PHP をインストールし、SQL Anywhere PHP ドライバをインストールし、SQL Anywhere PHP 外部環境モジュールをインストールし、PHP がこれらのコンポーネントを検索してロードできるように設定する必要があります。次の項では、これを行う方法を説明します。
PHP 外部環境モジュールの Windows または UNIX へのインストール
PHP をデータベースから使用する方法
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