レジストリキーを作成し、サーバによって Windows のイベントログに書き込まれたメッセージの形式が正しいことを確認します。
前提条件
この作業を実行するための前提条件はありません。
レジストリキーを作成します。
32 ビットバージョンのサーバの場合、次のキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Eventlog\Application\SQLANY 16.0 |
64 ビットバージョンのサーバの場合、次のキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Eventlog\Application\SQLANY64 16.0 |
このキー内で、EventMessageFile という REG_SZ 値を追加し、dblgen16.dll の完全に修飾されたロケーションのデータ値を割り当てます (例:C:\Program Files\SQL Anywhere 16\Bin32\dblgen16.dll)。
次の例は、EventMessageFile キーを c:\\sa16\\bin32\\dblgen16.dll ディレクトリに指定します。
"EventMessageFile"="c:\\sa16\\bin32\\dblgen16.dll" |
英語バージョンの DLL である dblgen16.dll は、配備の言語にかかわらず指定できます。
レジストリキーを作成し、MESSAGE...TO EVENT LOG 文によってイベントログに書き込まれたメッセージの形式が正しいことを確認します。
32 ビットバージョンのサーバの場合、次のキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Eventlog\Application\SQLANY 16.0 Admin |
64 ビットバージョンのサーバの場合、次のキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Eventlog\Application\SQLANY64 16.0 Admin |
このキー内で、EventMessageFile という REG_SZ 値を追加し、dblgen16.dll の完全に修飾されたロケーションのデータ値を割り当てます (例:C:\Program Files\SQL Anywhere 16\Bin32\dblgen16.dll)。
たとえば、次の例は、EventMessageFile キーを c:\\sa16\\bin32\\dblgen16.dll ディレクトリに指定します。
"EventMessageFile"="c:\\sa16\\bin32\\dblgen16.dll" |
英語バージョンの DLL である dblgen16.dll は、配備の言語にかかわらず指定できます。
次のレジストリキーを作成し、ログエントリの抑制を制御します。
Software\Sybase\SQL Anywhere\16.0\EventLogMask |
キーは HKEY_CURRENT_USER または HKEY_LOCAL_MACHINE ハイブのいずれかに配置できます。
EventLogMask という名前の REG_DWORD 値を作成し、Windows の別のイベントタイプの内部ビットが含まれたビットマスク値を割り当てます。
次のビットタイプは、SQL Anywhere データベースサーバによって使用されます。
EVENTLOG_ERROR_TYPE 0x0001 EVENTLOG_WARNING_TYPE 0x0002 EVENTLOG_INFORMATION_TYPE 0x0004 |
たとえば、EventLogMask キーを 0 に設定すると、メッセージはまったく出力されなくなります。推奨される設定は 1 です。情報メッセージと警告メッセージは出力されませんが、エラーメッセージは出力されます。デフォルト設定 (エントリが存在しない場合) では、すべてのメッセージタイプが出力されます。サンプルのレジストリ設定を以下に示します。
"EventLogMask"=dword:00000007 |
例
次の例は、32 ビットバージョンのサーバによって送信されるイベントログメッセージをフォーマットするサンプルレジストリファイルを示します。
REGEDIT4 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Eventlog\Application\SQLANY 16.0] "EventMessageFile"="c:\\sa16\\bin32\\dblgen16.dll" [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Eventlog\Application\SQLANY 16.0 Admin] "EventMessageFile"="c:\\sa16\\bin32\\dblgen16.dll" [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Sybase\SQL Anywhere\16.0] "EventLogMask"=dword:00000003 |
この例では、c:\\sa16\\bin32\\dblgen16.dll にあると仮定されている英語バージョンの DLL を使用して、イベントログメッセージをフォーマットします。EventLogMask のビットマスク値は、情報メッセージではなく、エラーと警告のみが記録されることを示します。
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