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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ プログラミング » JDBC サポート

 

クライアント側 JDBC 接続とサーバ側 JDBC 接続の違い

クライアントの JDBC とデータベースサーバ内の JDBC の違いは、データベース環境との接続の確立にあります。

  • クライアント側   クライアント側の JDBC では、接続を確立するために SQL Anywhere JDBC ドライバまたは jConnect JDBC ドライバが必要です。DriverManager.getConnection に引数を渡すと、接続が確立されます。データベース環境は、クライアントアプリケーションから見て外部アプリケーションとなります。

  • サーバ側   JDBC がデータベースサーバ内で使用されている場合、接続はすでに確立されています。"jdbc:default:connection" という文字列が DriverManager.getConnection に渡され、JDBC アプリケーションは現在のユーザ接続で動作できるようになります。これは簡単で効率が良く、安全な操作です。それは、接続を確立するためにクライアントアプリケーションがデータベースセキュリティをすでに渡しているためです。ユーザ ID とパスワードがすでに提供されているので、もう一度提供する必要はありません。サーバ側の JDBC ドライバが接続できるのは、現在の接続のデータベースのみです。

URL の構成に 1 つの条件付きの文を使用することによってクライアントとサーバの両方で実行できるように、JDBC クラスを作成します。内部接続には "jdbc:default:connection" が必要ですが、外部接続にはホスト名とポート番号が必要です。