OData サーバは次のコンポーネントで構成されています。
OData プロデューサ 「OData プロデューサ」 は、JDBC API を使用して SQL Anywhere データベースサーバに接続する Java Servlet です。OData プロデューサは OData の要求と応答を処理し、データベースと連携します。
次の表は、OData プロデューサが OData の概念をリレーショナルデータベースの概念にマッピングするしくみについて説明します。
OData の概念 | データベースの概念 |
---|---|
エンティティタイプ |
テーブルまたはビュー |
エンティティタイプインスタンス |
ロー |
キー |
プライマリキー |
リンク |
外部キー |
プロパティ |
カラム |
HTTP サーバ HTTP サーバは Web クライアントからの OData の要求を処理します。
OData サーバは Jetty WebServer をその HTTP サーバとして使用します。この 「Embedded HTTP サーバ」 は、OData プロデューサのホストとして機能するために必要な Java Servlet コンテナとしても機能します。
ソリューションが Java Servlets のホストとしても機能する場合、独自の HTTP サーバを使用して、OData の要求を Embedded HTTP サーバの代替として処理できます。たとえば、IIS または Apache サーバが要求を Tomcat サーバに転送するように設定できます。
OData クライアント要求は URI を通して HTTP サーバに送信され、OData プロデューサによって処理されます。その後、データベースサーバと連携してデータベース要求を発行し、OData 応答の内容を取得します。
各クライアントの OData スキーマは、クライアントのデータベース接続パーミッションに基づいています。クライアントは表示するパーミッションをもたないデータベースオブジェクトを表示または変更できません。
事前に設定された接続文字列または HTTP 基本認証のいずれかを使用して、クライアントにデータベースへのアクセスを付与できます。
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