OData サーバのセキュリティの考慮事項

OData サーバ設定ファイルで指定された HTTPS 証明書の詳細は、Embedded HTTP サーバにのみ適用されます。HTTPS 証明書が代替 HTTP サーバで処理されるしくみに関する詳細については、HTTP サーバのマニュアルを参照してください。

運用環境への配備では常に SSL を使用することをおすすめします。

SSLKeyStore オプションが OData サーバ設定ファイルで指定されていない場合、ユーザ ID とパスワードを含む、OData プロデューサとクライアントの間のすべてのトラフィックは、プレーンテキストで送信されます。このオプションはデフォルト設定では指定されていません。

OData プロデューサを使用して SQL Anywhere バージョン 12 以前のデータベースのクエリを行う場合、すべてのデータベースオブジェクトが公開されます。これらはユーザクレデンシャルに基づいてフィルタされます。

適切なデータベース権限なしでオブジェクトにアクセスしようとすると、データベースサーバはエラーを返します。