プリフェッチは複数ローのフェッチとは異なります。プリフェッチはクライアントアプリケーションから明確な命令がなくても実行できます。プリフェッチはサーバからローを取り出し、クライアント側のバッファに格納しますが、クライアントアプリケーションがそれらのローを使用できるのは、アプリケーションが適切なローをフェッチしてからになります。
デフォルトでは、単一ローがアプリケーションによってフェッチされるたびに、SQL Anywhere のクライアントライブラリが複数のローをプリフェッチします。SQL Anywhere のクライアントライブラリは余分なローをバッファに格納します。
プリフェッチはクライアント/サーバのラウンドトリップを削減してパフォーマンスを高め、1 つのローやローのブロックごとにサーバへ個別に要求しないで多数のローを使用可能にすることによってスループットを高めます。
プリフェッチ制御の詳細については、prefetch オプションを参照してください。
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