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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ プログラミング » SQL を使用したアプリケーション開発 » SQL Anywhere のカーソル » カーソルの感知性とパフォーマンス

 

プリフェッチ

プリフェッチは複数ローのフェッチとは異なります。プリフェッチはクライアントアプリケーションから明確な命令がなくても実行できます。プリフェッチはサーバからローを取り出し、クライアント側のバッファに格納しますが、クライアントアプリケーションがそれらのローを使用できるのは、アプリケーションが適切なローをフェッチしてからになります。

デフォルトでは、単一ローがアプリケーションによってフェッチされるたびに、SQL Anywhere のクライアントライブラリが複数のローをプリフェッチします。SQL Anywhere のクライアントライブラリは余分なローをバッファに格納します。

プリフェッチはクライアント/サーバのラウンドトリップを削減してパフォーマンスを高め、1 つのローやローのブロックごとにサーバへ個別に要求しないで多数のローを使用可能にすることによってスループットを高めます。

プリフェッチ制御の詳細については、prefetch オプションを参照してください。

 アプリケーションからのプリフェッチの制御