このレッスンでは、前のレッスンで作成したラッパープロシージャを呼び出します。このプロシージャは、レッスン 1 で作成した Web サーバに SOAP 要求を送信します。
前提条件
このレッスンは、レッスン 1 で説明したように Web サーバが設定されていることを前提としています。レッスン 1:SOAP 要求を受信し SOAP 応答を送信する Web サーバの設定を参照してください。
このレッスンは、レッスン 2 で説明したように Web クライアントが設定されていることを前提としています。レッスン 2:SOAP 要求を送信し SOAP 応答を受信する Web クライアントの設定を参照してください。
このレッスンでは、このチュートリアルの開始時に、権限のセクションで一覧されているロールと権限を持っていることを前提としています。 チュートリアル:SQL Anywhere を使用した SOAP/DISH サービスへのアクセス
レッスン 2 の接続が開かれていない場合は、Interactive SQL でクライアントデータベースに接続します。
dbisql -c "UID=DBA;PWD=sql;SERVER=ftc_client" |
SOAP 要求と SOAP 応答のロギングを有効にします。
Interactive SQL で次の SQL 文を実行します。
CALL sa_server_option('WebClientLogFile', 'soap.txt'); CALL sa_server_option('WebClientLogging', 'ON'); |
これらの呼び出しによって、SOAP 要求と SOAP 応答の内容を調べることができるようになります。要求と応答のログは soap.txt というファイルに記録されます。
ラッパープロシージャを呼び出して、SOAP 要求を送信し、SOAP 応答を受信します。
Interactive SQL で次の SQL 文を実行します。
CALL FahrenheitToCelsius(212); |
この呼び出しでは、華氏の値 212 が FahrenheitToCelsius プロシージャに渡されます。このプロシージャは、カスタマイズされた 2 つの SOAP ヘッダとともに値を FToC プロシージャに渡します。クライアント側のどちらのプロシージャも、前のレッスンで作成されています。
例
次に、華氏の温度を摂氏の値に変換する SOAP Web サービスに対する別のサンプル呼び出しを示します。
CALL FahrenheitToCelsius(32); |
次の結果セットが Interactive SQL に生成されます。
Fahrenheit Celsius 32 0 |
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