ODBC エスケープ構文は、任意の ODBC アプリケーションで使用できます。エスケープ構文を使用して、使用しているデータベース管理システムとは関係なく、共通の関数セットを呼び出すことができます。エスケープ構文の一般的な形式は次のようになります。
{ keyword parameters }
次のキーワードセットがあります。
{d date-string} date-string は、SQL Anywhere が受け取ることのできる任意の日付値です。
{t time-string} time-string は、SQL Anywhere が受け取ることのできる任意の時刻値です。
{ts date-string time-string} date-string time-string は、SQL Anywhere が受け取ることのできる任意のタイムスタンプ値です。
{guid uuid-string} uuid-string は、任意の有効な GUID 文字列です (例:41dfe9ef-db91-11d2-8c43-006008d26a6f)。
{oj outer-join-expr} outer-join-expr は、SQL Anywhere が受け取ることのできる有効な OUTER JOIN 式です。
{? = call func(p1,...)} func は、SQL Anywhere が受け取ることのできる任意の有効な関数呼び出しです。
{call proc(p1,...)} proc は、SQL Anywhere が受け取ることのできる任意の有効なストアドプロシージャ呼び出しです。
{fn func(p1,...)} func は、以下に示すいずれかの関数ライブラリです。
エスケープ構文を使用して、ODBC ドライバによって実装される関数ライブラリにアクセスできます。このライブラリには、数値、文字列、時刻、日付、システム関数が含まれています。
たとえば、次のコマンドを実行すると、データベース管理システムの種類にかかわらず現在の日付を取得できます。
SELECT { FN CURDATE() } |
次の表は、SQL Anywhere ODBC によってサポートされている関数を示します。
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