2 つの DATETIMEOFFSET 値が UTC において同じ時刻を表す場合、適用されている TIME ZONE オフセットに関係なく同じ時刻と見なされます。たとえば、次の文では、結果が同じと見なされるため、Yes が返されます。
IF CAST('2009-07-15 08:00:00 -08:00' AS DATETIMEOFFSET) =
CAST('2009-07-15 11:00:00 -05:00' AS DATETIMEOFFSET) THEN
SELECT 'Yes'
ELSE
SELECT 'No'
END IF;
DATETIMEOFFSET 値からタイムゾーンオフセットを省略すると、タイムスタンプが日付と時刻を標準時間または夏時間のいずれで表していても、クライアントの現在の UTC オフセットがデフォルト設定されます。たとえば、クライアントが東部標準タイムゾーンに属しており、夏時間が有効なときに次の文を実行した場合、大西洋標準タイムゾーン
(UTC から -4 時間) に該当するタイムゾーンでタイムスタンプが返されます。
SELECT CAST('2009/01/30 12:34:55' AS DATETIMEOFFSET);
SQL/2008
DATETIMEOFFSET の特定の使用方法はベンダー拡張です。SQL/2008 と互換性を保つには、TIMESTAMP WITH TIME ZONE を使用します。TIMESTAMP WITH TIME ZONE 型は、SQL/2008 標準のオプションの
SQL 言語機能 F411 です。