DROP DATABASE 文

DROP DATABASE database-name [ KEY key ]

DROP DATABASE 文は、関連するすべてのデータベースファイルをディスクから物理的に削除します。データベースファイルが存在しない場合、または起動に適した状態にない場合は、エラーが生成されます。

DROP DATABASE は、ストアドプロシージャ、トリガ、イベント、またはバッチに使用できません。

DROP DATABASE 文を使用する場合、消去するデータベースは実行中にしないでください。削除中のデータベースには接続できません。別のデータベースに接続されている必要があります。たとえば、ユーティリティデータベースに接続します。

強力に暗号化されたデータベースを削除する場合は、キーを指定してください。このキーには文字列または変数名を使用できます。

この文は、Windows Mobile ではサポートされません。

この文の実行能力は、-gu データベースオプションの設定と SERVER OPERATOR システム権限の有無によって異なります。

ディスクからデータベースファイルを削除するだけでなく、関連のトランザクションログファイルやトランザクションログミラーファイルも削除されます。

次の文を実行してデータベース temp.db を削除します。

DROP DATABASE 'c:\temp\temp.db';