ERROR_PROCEDURE( )

TRY...CATCH 文に呼び出されたときにエラーが発生したプロシージャの修飾名を含む VARCHAR です。複合文がプロシージャ、ファンクション、トリガ、イベントのいずれの一部でもない場合は、プロシージャ名ではなく、バッチのタイプ (watcom_batch または tsql_batch) が返されます。

ERROR_PROCEDURE は、TRY...CATCH ブロック内のどこでも呼び出すことができます。

• TRY 文
• BEGIN 文
• ERROR_LINE 関数 [その他]
• ERROR_MESSAGE 関数 [その他]
• ERROR_SQLCODE 関数 [その他]
• ERROR_SQLSTATE 関数 [その他]
• ERROR_STACK_TRACE 関数 [その他]
• STACK_TRACE 関数 [その他]
• sa_error_stack_trace システムプロシージャ
• ネストされた複合文と例外処理
• 例：例外ハンドラによって呼び出し可能なエラーログプロシージャの作成

次の文を考えてみます。

SELECT ERROR_LINE(), ERROR_MESSAGE(), ERROR_PROCEDURE();

この文は、0 による除算のエラーによって呼び出されたハンドラ内から実行されると、次の結果を返します。

15, 'Division by zero',  '"u1"."proc1"'

文 SELECT ERROR_PROCEDURE(); は、procedure u1.proc1 で 0 による除算のエラーによって呼び出されたハンドラから実行されると、次の結果を返します。

'"u1"."proc1"'