[ WITH temporary-views ] main-query-block
EXCEPT [ ALL | DISTINCT ] except-query-block
[ ORDER BY  [ integer | select-list-expression-name ] [ ASC | DESC ], ... ]
[ FOR XML xml-mode ]
[ OPTION( query-hint, ... ) ]

query-hint :
MATERIALIZED VIEW OPTIMIZATION option-value
| FORCE OPTIMIZATION
| option-name = option-value

main-query-block :query-block.一般的な SQL 構文要素を参照してください。

except-query-block :query-block.一般的な SQL 構文要素を参照してください。

option-name : identifier

option-value : 
hostvar (許可されたインジケータ)
| string
| identifier
| number

EXCEPT 文は、main-query-block 内のすべてのロー (except-query-block 内にも存在するローを除く) を返します。main-query-block での重複が、結果で重複として表示されないようにする場合は、EXCEPT または EXCEPT DISTINCT を指定します。それ以外の場合は、EXCEPT ALL を指定します。クエリブロックはネストできます。

EXCEPT 単独での使用は、EXCEPT DISTINCT と同じです。

main-query-block と except-query-block は和両立する必要があります。それぞれの SELECT リストには同数の項目が含まれており、かつ、各項目の型は比較可能である必要があります。2 つの SELECT リスト内の対応する項目が異なるデータ型の場合、SQL Anywhere は結果の中から対応するカラムのデータ型を選択し、各 query-block のカラムを自動的にそれぞれ変換します。

EXCEPT ALL では、集合差ではなく、バッグ差を実装します。たとえば、main-query-block 内に特定の値を持つ 5 つの (重複) ローがあり、except-query-block 内に同一の値を持つ 2 つの重複ローがある場合、EXCEPT ALL は 3 つのローを返します。

main-query-block 内に重複ローがない場合、EXCEPT の結果は EXCEPT ALL の結果と同じになります。

表示されるカラム名は最初の query-block に表示されるカラム名と同じであり、これらの名前は ORDER BY 句と一致する式の名前を判断するために使用されます。結果セットのカラム名をカスタマイズする別の方法として、共通のテーブル式 (WITH 句) を使用する方法があります。

query-block で参照されているテーブルを所有しているか、SELECT ANY TABLE 権限を持っている必要があります。

なし

• INTERSECT 文
• UNION 文
• SELECT 文
• OPTION 句、SELECT 文

EXCEPT の使用例については、集合演算子と NULLを参照してください。