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トレースセッションが進行中に、sa_diagnostic_tracing_level テーブルからトレーシングレベルをリロードします。
REFRESH TRACING LEVEL
この文は、sa_diagnostic_tracing_level テーブルからトレーシングレベル情報をリロードするときに使用します。この文は、プロファイル対象のデータベースから呼び出す必要があります。
トレースセッションを最初に開始すると、sa_diagnostic_tracing_level テーブルのローはサーバメモリにロードされ、トレースする情報の種類を制御します。トレースセッションを停止したり再開したりすることなくトレースされるデータのタイプを変更するには、sa_diagnostic_tracing_level テーブルの適切なローを手動で削除するかローを挿入し、REFRESH TRACING LEVEL 文を実行して設定をリロードします。
現在のトレーシングレベルを確認するには、次のように sa_diagnostic_tracing_level テーブルに問い合わせます。
SELECT * FROM sa_diagnostic_tracing_level WHERE enabled = 1;
パフォーマンス問題の解決に取り組んでいるとします。データベース全体のトレーシングレベルを高く設定し、問題の原因となるクエリを取得します。トレースセッションの開始後、システムの全ユーザについて全クエリを取得するとデータベースの処理速度が大幅に遅くなることがわかりました。そのため、トレーシングを 1 ユーザに制限し、そのユーザからレポートされる問題を待機することにしました。ただし、設定を変更するときにトレースセッションを停止するつもりはありません。
Sybase Central ではデータベーストレーシングウィザードを使用してこの処理を実行できます。この方法をおすすめします。ただし、コマンドラインから実行することもできます。この場合、scope=DATABASE で enabled=1 の sa_diagnostic_tracing_level テーブルのローを、scope=USER、identifier=userid、enabled=1 などという同等のローで置換します。次に REFRESH TRACING LEVEL 文を実行し、新規の設定を使用してトレーシングを継続します。
MANAGE PROFILING システム権限が必要です。
なし
SQL/2008 ベンダー拡張。
この例では、トレーシングレベルを再表示します。
REFRESH TRACING LEVEL;