sa_migrate_create_tables( i_table_owner )

このプロシージャは、dbo.migrate_remote_table_list テーブル (sa_migrate_create_remote_table_list プロシージャを使用して作成したテーブル) にリストされている各テーブルに対して、ベーステーブルとプロキシテーブルを作成します。これらのプロキシテーブルとベーステーブルは、i_table_owner 引数で指定したユーザが所有します。このプロシージャは、リモートデータベースのリモートテーブルと同じプライマリキーインデックスとその他のインデックスも、新しいテーブルに対して作成します。

SQL Anywhere ターゲットデータベースで、マイグレート後のすべてのテーブルの所有者を同じにしたくない場合は、マイグレートするテーブルを所有するユーザごとに、sa_migrate_create_remote_table_list プロシージャと sa_migrate_create_tables プロシージャを実行します。

または、sa_migrate システムプロシージャを使用すると、1 回ですべてのテーブルをマイグレートできます。

このシステムプロシージャは、他のいくつかのマイグレーションシステムプロシージャと組み合わせて使用されます。sa_migrate_create_fks システムプロシージャの備考部分には、マイグレーションプロシージャのリストと実行順序が記載されています。

CREATE ANY TABLE システム権限が必要です。

なし。

• SQL Anywhere へのデータベース移行
• sa_migrate システムプロシージャ
• sa_migrate_create_remote_table_list システムプロシージャ
• sa_migrate_data システムプロシージャ
• sa_migrate_create_remote_fks_list システムプロシージャ
• sa_migrate_create_fks システムプロシージャ
• sa_migrate_drop_proxy_tables システムプロシージャ

最初の文は、リモートデータベース上のユーザ DBA に属するテーブルのリストを作成します。2 番目の文は、そのリストを使用する SQL Anywhere ターゲットデータベース上にベーステーブルとプロキシテーブルを作成します。これらのテーブルは、ユーザ LocalUser に属します。

CALL sa_migrate_create_remote_table_list( 'RemoteSA', NULL, 'DBA', NULL );
CALL sa_migrate_create_tables( 'LocalUser' );