「YES」、NO

YES に設定すると、データベースサーバでマルチプログラミングレベルが自動的に調整されます。マルチプログラミングレベルとは、一度にアクティブにできるタスクの最大数を制御するものです。このオプションを NO に設定して、マルチプログラミングレベルを手動で制御するようにした場合、マルチプログラミングレベルの初期値、最小値、最大値を設定できます。

-gna データベースサーバオプションとマルチプログラミングレベルのデータベースサーバ設定を参照してください。

YES に設定すると、マルチプログラミングレベルの自動調整の統計がデータベースサーバのメッセージログに表示されます。

-gns データベースサーバオプションとAutoMultiProgrammingLevelStatistics サーバプロパティを参照してください。

YES に設定した場合、キャッシュサイズが変更されるたびに、データベースサーバメッセージウィンドウにキャッシュ情報を表示します。

-cs データベースサーバオプションとCacheSizingStatistics サーバプロパティを参照してください。

YES に設定すると、データベースサーバはパフォーマンスモニタの統計情報を収集します。

-k データベースサーバオプションとCollectStatistics サーバプロパティを参照してください。

YES に設定すると、データベースサーバ上のデータベースに対する他の接続は許可されません。

ConnsDisabled サーバプロパティを参照してください。

YES に設定すると、その他の接続が現在のデータベースに許可されます。

データベースサーバメッセージログ情報の記録に使用されるファイル名。空の文字列を指定すると、ファイルへのロギングが停止します。この値は SQL 文字列なので、パス内の円記号を二重にします。

-o データベースサーバオプションとConsoleLogFile サーバプロパティを参照してください。

データベースサーバメッセージログ情報の記録に使用されるファイルの最大サイズ (バイト単位)。データベースサーバメッセージログファイルが、このプロパティまたは -on サーバオプションで指定されたサイズに達すると、ファイルが拡張子 .old の付いた名前に変更されます (既存のファイルが存在する場合は、同じ名前で置換されます)。その後、データベースサーバメッセージログファイルが再開されます。

-on データベースサーバオプションとConsoleLogMaxSize サーバプロパティを参照してください。

データベースサーバのマルチプログラミングレベルを設定します。

-gn データベースサーバオプションとマルチプログラミングレベルのデータベースサーバ設定を参照してください。

このオプションの設定は、テクニカルサポートの指示があった場合を除いて、変更しないでください。

DatabaseCleaner データベースプロパティを参照してください。

デッドロックのロギングを制御します。値 deadlock_logging もサポートされます。デッドロックロギングオプションは、Sybase Central の [データベースのプロパティ] ウィンドウでも設定できます。次の値がサポートされています。

デッドロックロギングが有効になると、sa_report_deadlocks システムプロシージャを使用してデータベースからデッドロック情報を取得することができます。

log_deadlocks オプションを参照してください。

診断メッセージなどのメッセージをトラブルシューティングのために表示します。メッセージは、データベースサーバメッセージウィンドウに表示されます。

-z データベースサーバオプションとDebuggingInformation サーバプロパティを参照してください。

データベースサーバ上で起動されたデータベースのうちディスクサンドボックス設定が明示的に行われていないすべてのデータベースについて、デフォルトのディスクサンドボックス設定を行います。sa_server_option システムプロシージャを使用したディスクサンドボックス設定の変更内容は、データベースサーバですでに実行されているデータベースには影響しません。sa_server_option システムプロシージャを使用してディスクのサンドボックス設定を変更する場合は、manage_disk_sandbox セキュリティ機能のセキュリティ機能キーを指定する必要があります。

-sbx データベースサーバオプションを参照してください。

自動統計管理で、不適切な推定値を返す統計をデータベースから削除できるようにします。

自動統計管理で、連続 90 日間使用されなかった統計をデータベースから削除できるようにします。

minutes で指定された時間の間、要求を送信しなかった TCP/IP 接続を切断します。こうすることで、アクティブではない接続がロックを無制限に維持することが回避されます。

-ti データベースサーバオプションとIdleTimeout サーバプロパティを参照してください。

新しい IP アドレスをチェックする時間を秒単位で設定します。最小値は 10、デフォルト値は 0 です。ポータブルデバイスの場合、デフォルト値は 120 秒です。

-xm データベースサーバオプションとIPAddressMonitorPeriod サーバプロパティを参照してください。

接続が維持されていることを確認するため、クライアント／サーバの TCP/IP ネットワークを介して、定期的に活性パケットが送信されます。ネットワークサーバが、活性パケットを検出することなく、LivenessTimeout 時間にわたって実行されると、通信は切断されます。

-tl データベースサーバオプションとLivenessTimeout サーバプロパティを参照してください。

データベースサーバのマルチプログラミングレベルの最大値を設定します。

-gnh データベースサーバオプションとマルチプログラミングレベルのデータベースサーバ設定を参照してください。

sa_server_messages システムプロシージャを使用して取り出すことのできるメッセージの最小数を、重大度レベルとカテゴリごとに設定します。

MessageCategoryLimit サーバプロパティを参照してください。

データベースサーバのマルチプログラミングレベルの最小値を設定します。

-gnl データベースサーバオプションとマルチプログラミングレベルのデータベースサーバ設定を参照してください。

リストにオプションを設定しようとしたときにデータベースサーバが実行するアクションを指定します。サポートされる値は MESSAGE と ERROR です。OptionWatchAction が MESSAGE に設定されており、OptionWatchList によって指定されるオプションが設定されている場合は、データベースサーバメッセージウィンドウにメッセージが表示され、設定されているオプションがオプションウォッチリストに入っていることが示されます。

OptionWatchAction が ERROR に設定されている場合は、オプションウォッチリストにオプションが入っているためにオプションを設定できないことを示すエラーが返されます。

次のクエリを実行することによって、このプロパティの現在の設定を表示できます。

SELECT DB_PROPERTY( 'OptionWatchAction' );

オプション設定のモニタリングとOptionWatchList データベースプロパティを参照してください。

設定したときに通知の対象としたり、データベースサーバでエラーを返したりするデータベースオプションのリストを、カンマで区切って指定します。この文字列の長さは 128 バイトに制限されています。デフォルトでは、空の文字列です。たとえば、次のコマンドは、ウォッチするオプションのリストに automatic_timestamp、float_as_double、tsql_hex_constant の各オプションを追加します。

CALL sa_server_option( 'OptionWatchList','automatic_timestamp,
float_as_double,tsql_hex_constant' );

次のクエリを実行することによって、このプロパティの現在の設定を表示できます。

SELECT DB_PROPERTY( 'OptionWatchList' );

オプション設定のモニタリングとOptionWatchAction データベースプロパティを参照してください。

ProcedureProfiling データベースプロパティを参照してください。

他の接続がデータベースを使用する処理を阻害することなく、特定の接続 ID に関するプロファイル情報を取得するように、データベースサーバに指示します。接続フィルタが有効な場合、SELECT PROPERTY( 'ProfileFilterConn' ) の戻り値は監視されている接続の接続 ID です。ID が指定されていない場合、または接続フィルタが無効な場合、戻り値は -1 です。

ProfileFilterConn サーバプロパティを参照してください。

どの論理プロセッサを Windows 上または Linux 上で使用するのかをデータベースサーバに指示します。プロセッサの番号、範囲、またはその両方のカンマ区切りのリストを指定します。範囲の下限の終了ポイントを省略すると、ゼロと見なされます。範囲の上限の終了ポイントを省略すると、オペレーティングシステムが認識している最多の CPU であると見なされます。sa_cpu_topology システムプロシージャが返す in_use カラムには、データベースサーバの現在のプロセッサのアフィニティが含まれ、in_use カラムは、データベースサーバがプロセッサを使用しているかどうかを示します。または、ProcessorAffinity データベースサーバプロパティの値をクエリすることもできます。

次の場合には、指定されたすべての論理プロセッサーをデータベースサーバが使用しない場合があります。

無効なプロセッサ ID を指定すると、sa_server_option がエラーを返します。

-gta データベースサーバオプションとsa_cpu_topology システムプロシージャを参照してください。

データベースサーバに、特定のユーザ ID のプロファイリング情報を取得するよう指示します。

ProfileFilterUser サーバプロパティを参照してください。

データベースサーバに、指定された時間にサーバを停止するよう指示します。

-tq データベースサーバオプションとQuittingTime サーバプロパティを参照してください。

接続で最後に実行されたクエリの長いテキストプランをキャプチャするように、データベースサーバに指示します。この設定は、-zp サーバオプションでも制御されます。

RememberLastPlan が ON の場合は、LastPlanText 接続プロパティの値を問い合わせることで、この接続で最後に実行されたクエリの計画のテキスト表現を取得します。

SELECT CONNECTION_PROPERTY( 'LastPlanText' );

-zp データベースサーバオプションとRememberLastPlan サーバプロパティを参照してください。

データベースサーバに、サーバ上で実行されている各データベースに関して最後に作成された SQL 文を取得するように指示します。ストアドプロシージャコールの場合、プロシージャ内の文ではなく、最も外側のプロシージャコールのみが表示されます。

RememberLastStatement が ON の場合は、LastStatement 接続プロパティの値を問い合わせることで、接続に関する LastStatement の現在の値を取得できます。

SELECT CONNECTION_PROPERTY( 'LastStatement' );

クライアントでの文のキャッシュが有効であり、キャッシュされた文が再使用されているとき、このプロパティは空の文字列を返します。

RememberLastStatement が ON の場合、次の文は指定された接続に対して最後に作成された文を返します。

SELECT CONNECTION_PROPERTY( 'LastStatement', connection-id );

sa_conn_activity システムプロシージャは、すべての接続に対して同じ情報を返します。

-zl データベースサーバオプションとRememberLastStatement サーバプロパティを参照してください。

要求ログ情報をフィルタして、特定の接続の情報のみ記録されるようにします。このフィルタリングによって、多くのアクティブな接続または複数のデータベースのあるデータサーバを監視するときに、要求ログファイルのサイズを削減できます。次の文を実行して、接続 ID を取得できます。

CALL sa_conn_info( );

接続 ID を取得した後で特定の接続をロギングするには、次の文を実行します。

CALL sa_server_option( 'RequestFilterConn', connection-id );

フィルタは、明示的にリセットされるか、データベースサーバが停止するまで有効なままになります。フィルタをリセットするには、次の文を使用します。

CALL sa_server_option( 'RequestFilterConn', -1 );

RequestFilterConn サーバプロパティを参照してください。

要求ログ情報をフィルタして、特定のデータベースの情報のみ記録されるようにします。これによって、複数のデータベースのあるサーバを監視するときに、要求ログファイルのサイズを削減できます。目的のデータベースに接続しているときに次の文を実行して、データベース ID を取得できます。

SELECT CONNECTION_PROPERTY( 'DBNumber' );

特定のデータベースの情報のみをロギングするには、次の文を実行します。

CALL sa_server_option( 'RequestFilterDB', database-id );

フィルタは、明示的にリセットされるか、データベースサーバが停止するまで有効なままになります。フィルタをリセットするには、次の文を使用します。

CALL sa_server_option( 'RequestFilterDB', -1 );

RequestFilterDB サーバプロパティを参照してください。

要求情報の記録に使用されるファイルの名前。空の文字列を指定すると、要求ログファイルへのロギングが停止します。要求のロギングが有効でも、要求のログファイルを指定しなかった場合、または空の文字列に設定されている場合、サーバは要求をデータベースサーバメッセージウィンドウにロギングします。この値は SQL 文字列なので、パス内の円記号を二重にします。

クライアントでの文のキャッシュが有効であり、かつ、ログが tracetime.pl Perl スクリプトを使用して分析される場合は、要求ログが取得される間、max_client_statements_cached オプションを 0 に設定して、クライアントでの文のキャッシュを無効にする必要があります。

-zo データベースサーバオプションとRequestLogFile サーバプロパティを参照してください。

データベースサーバオプション -zr と -zo とともにトラブルシューティングで使用するためにデータベースサーバに送信される個々の SQL 文のロギングを有効にします。次の値をプラス記号 (+) またはカンマで区切って組み合わせた値です。

次のクエリを実行することによって、このプロパティの現在の設定を表示できます。

SELECT PROPERTY( 'RequestLogging' );

詳細については、データベースサーバプロパティの一覧を参照してください。

-zr データベースサーバオプションとRequestLogging サーバプロパティを参照してください。

要求ログ情報の記録に使用されるファイルのバイト単位での最大サイズ。0 を指定した場合は、要求ロギングファイルの最大サイズは適用されず、ファイルの名前は変更されません。この値はデフォルトです。

要求ログファイルが、sa_server_option システムプロシージャまたは -zs サーバオプションで指定されたサイズに達すると、ファイルが拡張子 .old の付いた名前に変更されます (既存のファイルが存在する場合は、同じ名前で置換されます)。要求ログファイルが再起動します。

-zs データベースサーバオプションとRequestLogMaxSize サーバプロパティを参照してください。

保持する要求ログファイルのコピーの数。

要求ロギングが長期間にわたって有効になっていると、要求ログファイルが大きくなることがあります。-zn オプションを使用すると、保持する要求ログファイルのコピー数を指定できます。

-zn データベースサーバオプションとRequestLogNumFiles サーバプロパティを参照してください。

データベースに、新しい各接続のタイミング情報を保守するように指示します。この機能はデフォルトでオフになっています。オンにすると、データベースサーバはすべての新しい接続の累積タイマを管理します。このタイマは、接続が確立した状態でのサーバステータスごとの時間を示すものです。変更は新しい接続についてのみ有効で、各接続の期間持続します。

sa_performance_diagnostics システムプロシージャを使用して、このタイミング情報の概要を取得できます。または、次の接続プロパティを調べて各値を取得できます。

• ReqCountUnscheduled
• ReqTimeUnscheduled
• ReqCountActive
• ReqTimeActive
• ReqCountBlockIO
• ReqTimeBlockIO
• ReqCountBlockLock
• ReqTimeBlockLock
• ReqCountBlockContention
• ReqTimeBlockContention

RequestTiming サーバプロパティがオンであると、追加のカウンタを管理するため、要求ごとに多少のオーバヘッドがかかります。

-zt データベースサーバオプションとRequestTiming サーバプロパティを参照してください。

すでに動作しているデータベースサーバのセキュリティ機能を管理できます。feature-list は、機能名または機能セットのカンマ区切りリストです。このリストに機能を追加することで、追加した機能の可用性を制限します。セキュリティ機能のリストから項目を削除するには、セキュリティ機能名の前にマイナス記号 (-) を指定します。

sa_server_option('SecureFeatures',...) を呼び出す場合は、接続で ManageFeatures セキュリティ機能が有効になっている必要があります。-sf キー (システムセキュリティ機能キー) は、その他のすべての機能とともに ManageFeatures を有効にします。したがって、システムセキュリティ機能キーを使用する場合は、SecureFeatures セットの変更は接続で有効になりません。ただし、その他のキー (たとえば、create_secure_feature_key システムプロシージャを使用して作成されたキー) を使用する場合は、キーに含まれる他の機能によっては、接続で変更が直ちに有効になります。

セキュリティ機能のリストについては、-sf データベースサーバオプションを参照してください。

機能へのアクセスを許可または禁止する変更を行うと、データベースサーバで直ちに有効になります。sa_server_option システムプロシージャを実行する接続は、その接続が使用しているセキュリティ機能と、指定した機能へのアクセスが許可されているかどうかによって、変更が有効または無効になります。

たとえば、2 つの機能を保護するには、次の構文を使用します。

CALL sa_server_option('SecureFeatures', 'CONSOLE_LOG,WEBCLIENT_LOG' );

この文を実行すると、変更内容に応じてセキュリティ機能のリストが設定されます。

-sf データベースサーバオプションとセキュリティ機能キーの作成を参照してください。

統計クリーナーでは、テーブルに対してスキャンを実行して、不適切な推定値を示す統計を修正します。デフォルトでは、統計クリーナーはバックグラウンドで実行され、パフォーマンスへの影響は最小限に抑えられます。

統計クリーナーをオフにしても統計ガバナーは無効になりませんが、統計クリーナーがオフのときには、統計はクエリの実行時にのみ作成または修正されます。

Web サービスクライアントログファイルの名前。Web サービスクライアントログファイルは、-zoc サーバオプションや WebClientLogFile プロパティを使用して、ファイル名を設定またはリセットするたびにトランケートされます。この値は文字列なので、パス内の円記号を二重にします。

-zoc データベースサーバオプションとWebClientLogFile サーバプロパティを参照してください。

このオプションは、Web サービスクライアントのロギングを有効または無効にします。ログに記録される情報には、HTTP の要求と応答のデータが含まれています。ON を指定すると Web サービスクライアントログファイルへのロギングが開始され、OFF を指定するとファイルへのロギングが中止されます。

-zoc データベースサーバオプションとWebClientLogging サーバプロパティを参照してください。