sp_remote_procedures システムプロシージャ

リモートサーバ上のプロシージャのリストを返します。

sp_remote_procedures(
 @server_name
 [, @sp_name
 [, @sp_owner
 [, @sp_qualifier ] ] ]
)

@server_name この CHAR(128) パラメータを使用して、リモートサーバ名を指定します。
@sp_name この CHAR(128) パラメータを使用して、リモートサーバ名を指定します。デフォルトでは "%" です。
@sp_owner リモートストアドプロシージャの所有者を指定する任意の CHAR(128) パラメータ。デフォルトでは "%" です。
@sp_qualifier sp_name が格納されているデータベースを指定する任意の CHAR(128) パラメータ。デフォルトでは "%" です。

このシステムプロシージャを使用するには、サーバを CREATE SERVER 文で定義します。

データベースサーバを設定するときに、特定のサーバ上で使用可能なリモートストアドプロシージャのリストを取得しておくと役立つ場合があります。このプロシージャは、サーバ上のストアドプロシージャのリストを返します。

このプロシージャには 4 つのパラメータを指定できます。ストアドプロシージャ、所有者、またはデータベース名を指定すると、ストアドプロシージャのリストはその引数に当てはまるものだけに限定されます。

次の例は、RemoteSA という名前の SQL Anywhere リモートサーバの DBA が所有するストアドプロシージャに関する情報を返します。

CALL sp_remote_procedures( 'RemoteSA', null, 'DBA' );

次の例は、Adaptive Server Enterprise リモートサーバ RemoteASE の production データベースの Fred が所有するストアドプロシージャに関する情報を返します。

CALL sp_remote_procedures( RemoteASE', null, 'Fred', 'production' );