sp_remote_tables システムプロシージャ

sp_remote_tables(
 @server_name
 [, @table_name
 [, @table_owner
 [, @table_qualifier
 [, @with_table_type ] ] ] ]
)

@server_name この CHAR(128) パラメータを使用して、リモートサーバ名を指定します。
@table_name リモートテーブルの名前を指定する任意の CHAR(128) パラメータ。デフォルトでは "%" です。
@table_owner リモートテーブルの所有者を指定する任意の CHAR(128) パラメータ。デフォルトでは "%" です。
@table_qualifier table_name が格納されているデータベースを指定する任意の CHAR(128) パラメータ。デフォルトでは "%" です。
@with_table_type リモートテーブルのタイプを含めるよう指定する任意の BIT パラメータ。デフォルトは 0 です。結果セットに、テーブルのタイプを一覧するカラムを結果セットに含める場合は 1 を、そうでない場合は 0 を指定します。

カラム名	データ型	説明
database	CHAR(128)	リモートデータベースの名前。
owner	CHAR(128)	テーブル所有者の名前。
table_name	CHAR(128)	テーブル名。
table_type	CHAR(128)	テーブルタイプを指定します。値は、リモートサーバのタイプによって異なります。たとえば、指定できる値として TABLE、VIEW、SYS、GBL TEMP があります。

このシステムプロシージャを使用するには、サーバを CREATE SERVER 文で定義します。

データベースサーバを設定するときに、特定のサーバ上で使用可能なリモートテーブルのリストを取得しておくと役立つ場合があります。このプロシージャは、サーバ上のテーブルのリストを返します。

このプロシージャには 5 つのパラメータを指定できます。テーブル、所有者、またはデータベース名を指定すると、テーブルのリストはその引数に当てはまるものだけに限定されます。

なし。

次の例は、RemoteSA という名前の SQL Anywhere リモートサーバの DBA が所有するテーブルに関する情報を返します。

CALL sp_remote_tables( 'RemoteSA', null, 'DBA' );

Adaptive Server Enterprise サーバ RemoteASE の production データベースにある Fed が所有するすべてのテーブルのリストを取得します。

CALL sp_remote_tables( 'RemoteASE', null, 'Fred', 'production' );

サーバ RemoteExcel で参照されている ODBC データソースから、使用可能なすべての Microsoft Excel ワークシートのリストを取得します。

CALL sp_remote_tables( 'RemoteExcel' );