C/C++ で記述された Embedded SQL と ODBC アプリケーション、Java、Perl、PHP、または Microsoft .NET Framework Common Language Runtime (CLR) に基づく C# や Visual Basic などの言語で記述されたアプリケーションを含む、多くの外部ランタイム環境がサポートされています。
SYSEXTERNENV システムビューの各ローは、各外部環境を識別して起動するために必要な情報を示します。このビューの基本となるシステムテーブルは ISYSEXTERNENV です。
カラム名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
object_id | UNSIGNED BIGINT | 外部環境のユニークな識別子。 |
name | CHAR(128) | このカラムは、外部環境または言語の名前を識別します。これは、java、perl、php、clr、c_esql32、c_esql64、c_odbc32、c_odbc64 のいずれか 1 つです。 |
scope | CHAR(1) |
このカラムは、CONNECTION の場合は C、DATABASE の場合は D のどちらかです。scope カラムは、外部環境が接続ごとに 1 つ起動されるのか、データベースごとに 1 つ起動されるのかを識別します。 接続ごとに 1 つ起動される外部環境 (PERL、PHP、C_ESQL32、C_ESQL64、C_ODBC32、C_ODBC64 など) では、外部環境を使用する接続ごとに外部環境のインスタンスが 1 つあります。接続ごとの場合、外部環境は接続が切断されると終了します。 データベースごとに 1 つ起動される外部環境 (JAVA や CLR など) では、外部環境を使用するデータベースごとに外部環境のインスタンスが 1 つあります。データベースごとに 1 つ起動される外部環境は、データベースが停止されると終了します。 |
support_result_sets | CHAR(1) | このカラムは、結果セットを返すことのできる外部環境を識別します。PERL と PHP 以外のすべての外部環境が結果セットを返すことができます。 |
location | LONG VARCHAR | このカラムは、外部環境の実行ファイル/バイナリファイルが置かれているデータベースサーバコンピュータのロケーションを識別します。この句には、実行プログラム/バイナリの名前を指定します。このパスは、完全修飾パスまたは相対パスのいずれかにできます。相対パスの場合、実行ファイル/バイナリファイルはデータベースサーバによって検索できるロケーションに置く必要があります。 |
options | LONG VARCHAR | このカラムは、外部環境に関連付けられている実行ファイルを起動するために、コマンドラインで指定する必要があるオプションを識別します。このカラムは変更しないでください。 |
user_id | UNSIGNED INT | 外部環境が最初に起動すると、データベースへの接続を確立し、外部環境使用のための設定を実行します。デフォルトでは、この接続は DBA ユーザ ID を使用して作成されます。しかし、MANAGE ANY EXTERNAL OBJECT システム権限を持つ別のユーザ ID を外部環境で使用することをデータベース管理者が望む場合は、user_id カラムに別のユーザ ID を指定します。通常、このカラムは NULL であるため、データベースサーバはデフォルトで DBA ユーザ ID を使用します。 |
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