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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ SQL リファレンス » ビュー » システムビュー

 

SYSSPATIALREFERENCESYSTEM システムビュー

SYSSPATIALREFERENCESYSTEM システムビューの各ローは、データベースに定義されている SRS に関する記述です。このビューの基礎となるシステムテーブルは ISYSSPATIALREFERENCESYSTEM です。

このビューには、ST_SPATIAL_REFERENCE_SYSTEMS システムビューとは若干異なる量の情報があります。

カラム名 データ型 説明
object_id UNSIGNED BIGINT システムでのみ使用。
owner UNSIGNED INT SRS の所有者。
srs_name CHAR(128) SRS の名前。
srs_id INTEGER 空間参照系の数値識別子 (SRID)。
round_earth CHAR(1) SRS タイプが ROUND EARTH (Y) または PLANAR (N) のいずれであるか。
axis_order CHAR(12) データベースサーバが緯度と経度に関連してポイントを解釈する方法を記述します (たとえば、ST_Lat メソッドと ST_Long メソッドを使用する場合)。非地理的空間参照系の場合、軸順序は x/y/z/m です。地理的空間参照系の場合、デフォルトの軸順序は long/lat/z/m であり、lat/long/z/m もサポートされます。
snap_to_grid DOUBLE SQL Anywhere が計算を実行するときに使用するグリッドのサイズを定義します。
tolerance DOUBLE ポイントを比較するときに使用する精度を定義します。
semi_major_axis DOUBLE ROUND EARTH SRS の楕円の中心から赤道までの距離です。
semi_minor_axis DOUBLE ROUND EARTH SRS の楕円の中心から両極までの距離です。
inv_flattening DOUBLE

ROUND EARTH SRS の楕円に使用される逆扁平率です。

逆扁平率 (f) は、回転楕円体の極から赤道への扁平度を定義する算術値です。値の範囲は、扁平なし (完全な円) から完全な扁平 (直線) までです。逆扁平率は、次に示すように、値 1/f です。 1/f = (semi_major_axis) / (semi_major_axis - semi_minor_axis)

min_x DOUBLE 座標において許される x の最小値です。
max_x DOUBLE 座標において許される x の最大値です。
min_y DOUBLE 座標において許される y の最小値です。
max_y DOUBLE 座標において許される y の最大値です。
min_z DOUBLE 座標において許される z の最小値です。
max_z DOUBLE 座標において許される z の最大値です。
min_m DOUBLE 座標において許される m の最小値です。
max_m DOUBLE 座標において許される m の最大値です。
organization LONG VARCHAR 空間参照系によって使用される座標系を作成した組織の名前。
organization_coordsys_id INTEGER 座標系を作成した組織が座標系に対して指定した ID。
srs_type CHAR(11)

SQL/MM 標準による定義に従った SRS のタイプ。次のいずれかの値を取ります。

  • GEOGRAPHIC   緯度と経度 (および標高) の軸を持つ、測地参照される座標系に基づく SRS 用です。これらの SRS は、PLANAR タイプまたは ROUND EARTH タイプです。

  • PROJECTED   緯度と経度の軸を持たず、測地参照される座標系に基づく SRS 用です。これらの SRS は PLANAR タイプです。

  • ENGINEERING   測地参照されない座標系に基づく SRS 用です。これらの SRS は PLANAR タイプです。

  • GEOCENTRIC   サポートされていません。

  • COMPOUND   サポートされていません。

  • VERTICAL   サポートされていません。

srs_type が空の場合、タイプは指定されません。

linear_unit_of_measure UNSIGNED BIGINT 空間参照系によって使用される線形測定単位です。
angular_unit_of_measure UNSIGNED BIGINT 空間参照系によって使用される角度測定単位です。
count_in_use UNSIGNED BIGINT 内部でのみ使用。
polygon_format LONG VARCHAR 多角形のリングの方向。CounterClockwise、ClockWise、または EvenOdd のいずれかです。
storage_format LONG VARCHAR データが正規化フォーマット (Internal)、非正規化フォーマット (Original)、または両方 (Mixed) のいずれで格納されるか。
definition LONG VARCHAR OGC 標準によって定義されているフォーマットでの、空間参照系の WKT 定義です。
transform_definition LONG VARCHAR この SRS から別の SRS にデータを変換するときに使用される変換定義設定です。
 基本となるシステムテーブルに関する制約
 参照