SYSUSER システムビューの各ローは、システム内のユーザを示します。スタンドアロンロールも同様にこのビューに格納されますが、これらのローにとっては user_id、object_id、user_name、user_type カラムのみ意味があります。このビューの基本となるシステムテーブルは ISYSUSER です。
カラム名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
user_id | UNSIGNED INT | ログインポリシーが割り当てられたユーザのユニークな識別子。 |
object_id | UNSIGNED BIGINT | データベースのユーザのユニークな識別子。 |
user_name | CHAR(128) | ユーザのログイン名。 |
password | BINARY(128) | ユーザのパスワード。セキュリティ上の理由から、このカラムのデータは SELECT ANY TABLE システム権限を持つユーザのみに表示されます。 |
login_policy_id | UNSIGNED BIGINT | ログインポリシーのユニークな識別子。 |
expired_password_on_login | TINYINT | 次回のログイン時にユーザのパスワードの有効期限が切れるかどうかを示す値。 |
password_creation_time | TIMESTAMP | ユーザのパスワードが作成されたローカル時刻。 |
failed_login_attempts | UNSIGNED INT | アカウントがロックされるまでにユーザがログインを失敗できる回数。 |
last_login_time | TIMESTAMP | ユーザが最後にログインした現地時刻。 |
user_type | TINYINT |
ユーザが通常のユーザなのか、ロールなのか、ロールとして拡張されたユーザなのかを示す値。ユーザ、ロール、または拡張ロールが変更可能 (可変) なのか、または削除可能なのかを示します。考えられる値は、次のとおりです。
|
user_dn | CHAR (1024) | ドメイン内および複数のドメインでユニークな、ユーザの LDAP 識別名 (DN) の ID。DN は LDAP サーバでの認証に使用されます。 |
user_dn_cached_at | TIMESTAMP | user_dn カラムが最後にキャッシュされた時刻。この値は古い DN をパージするかどうか決めるために使用されます。データベースサーバのローカルのタイムゾーンに関係なく、この値は協定世界時 (UTC: Coordinated Universal Time) で格納されます。 |
password_creation_time_utc | TIMESTAMP WITH TIME ZONE | ユーザのパスワードが作成された UTC 時刻。 |
last_login_time_utc | TIMESTAMP WITH TIME ZONE | ユーザが最後にログインした UTC 時刻。 |
dual_password | BINARY(128) | ユーザの二重パスワードの 1 番目か 2 番目、またはその両方の部分。セキュリティ上の理由から、このカラムのデータは SELECT ANY TABLE システム権限を持つユーザのみに表示されます。 |
SQL Anywhere 16 以降を使用して作成されたデータベースでは、不正なアクセスからデータを保護するため、このビューの基本となるシステムテーブルは常に暗号化されます。
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2013, SAP AG or an SAP affiliate company. - SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 |