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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ SQL リファレンス » ビュー » システムビュー

 

SYSUSER システムビュー

SYSUSER システムビューの各ローは、システム内のユーザを示します。スタンドアロンロールも同様にこのビューに格納されますが、これらのローにとっては user_id、object_id、user_name、user_type カラムのみ意味があります。このビューの基本となるシステムテーブルは ISYSUSER です。

カラム名 データ型 説明
user_id UNSIGNED INT ログインポリシーが割り当てられたユーザのユニークな識別子。
object_id UNSIGNED BIGINT データベースのユーザのユニークな識別子。
user_name CHAR(128) ユーザのログイン名。
password BINARY(128) ユーザのパスワード。セキュリティ上の理由から、このカラムのデータは SELECT ANY TABLE システム権限を持つユーザのみに表示されます。
login_policy_id UNSIGNED BIGINT ログインポリシーのユニークな識別子。
expired_password_on_login TINYINT 次回のログイン時にユーザのパスワードの有効期限が切れるかどうかを示す値。
password_creation_time TIMESTAMP ユーザのパスワードが作成されたローカル時刻。
failed_login_attempts UNSIGNED INT アカウントがロックされるまでにユーザがログインを失敗できる回数。
last_login_time TIMESTAMP ユーザが最後にログインした現地時刻。
user_type TINYINT

ユーザが通常のユーザなのか、ロールなのか、ロールとして拡張されたユーザなのかを示す値。ユーザ、ロール、または拡張ロールが変更可能 (可変) なのか、または削除可能なのかを示します。考えられる値は、次のとおりです。

  • 1   不変のシステムロール。

  • 5   可変のシステムロール。

  • 9   不変および削除可能なシステムロール。

  • 12   可変および削除可能なユーザ。

  • 13   可変および削除可能なロール。

  • 14   可変および削除可能な、ロールとして拡張されたユーザ。

user_dn CHAR (1024) ドメイン内および複数のドメインでユニークな、ユーザの LDAP 識別名 (DN) の ID。DN は LDAP サーバでの認証に使用されます。
user_dn_cached_at TIMESTAMP user_dn カラムが最後にキャッシュされた時刻。この値は古い DN をパージするかどうか決めるために使用されます。データベースサーバのローカルのタイムゾーンに関係なく、この値は協定世界時 (UTC: Coordinated Universal Time) で格納されます。
password_creation_time_utc TIMESTAMP WITH TIME ZONE ユーザのパスワードが作成された UTC 時刻。
last_login_time_utc TIMESTAMP WITH TIME ZONE ユーザが最後にログインした UTC 時刻。
dual_password BINARY(128) ユーザの二重パスワードの 1 番目か 2 番目、またはその両方の部分。セキュリティ上の理由から、このカラムのデータは SELECT ANY TABLE システム権限を持つユーザのみに表示されます。
注意

SQL Anywhere 16 以降を使用して作成されたデータベースでは、不正なアクセスからデータを保護するため、このビューの基本となるシステムテーブルは常に暗号化されます。

 基本となるシステムテーブルに関する制約
 参照