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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ SQL リファレンス » ビュー

 

Transact-SQL 互換のビュー

Adaptive Server Enterprise と SQL Anywhere のシステムカタログは異なります。Adaptive Server Enterprise システムテーブルとビューは、ユーザ dbo が所有しています。一部は master データベースにあり、一部は sybsecurity データベースにあり、一部は個々のデータベースにあります。SQL Anywhere システムのテーブルとビューは、SYS という特殊なユーザが所有し、各データベースに別々に存在しています。

互換アプリケーションを使用しやすいように、SQL Anywhere は特殊なユーザ dbo が所有する次のビューセットを用意しています。これは Adaptive Server Enterprise のビューに対応しています。構造上の違いのために、特定の Adaptive Server Enterprise テーブルまたはビューの内容が SQL Anywhere のコンテキストで無意味になる場合、そのビューは空であり、カラム名とデータ型だけを持っています。

ビュー名 説明
syscolumns テーブルまたはビューのカラムごとに、またプロシージャのパラメータごとに 1 ロー。
syscomments ビュー、ルール、デフォルト、トリガ、プロシージャごとに 1 つ以上のローを追加。SQL 定義文を表示。
sysindexes クラスタドインデックスまたはノンクラスタドインデックスごとに 1 ロー、インデックスのないテーブルごとに 1 ロー、および text または image データを持つテーブルごとに 1 ロー追加。
sysobjects テーブル、ビュー、プロシージャ、ルール、トリガ、デフォルト、ログ、またはテンポラリオブジェクト (tempdb 内でのみ) ごとに 1 ロー。
systypes システム提供またはユーザ定義のデータ型ごとに 1 ロー追加。
sysusers データベースについての許可を持つユーザごとに 1 ロー追加。
syslogins 有効なユーザアカウントごとに 1 ロー。